皆様、こんにちは!
前回から間があいてしまいましたが、第4回「高配当株クイズ!」の時間となりました。
本日の司会をさせて頂きますショウです。宜しくお願いします!
この高配当株クイズも、ちゃっかりと第4回目になりました(笑)
今回のクイズが、皆さんの投資活動に何かお役に立てれば、嬉しいです。
それでは、改めまして、第4回高配当株クイズのスタートです。
全問正解を目指して頑張りましょう!
(クイズの答えは、4つの問題を全て出題した後にあります)
問題1.現在の配当利回りが高い会社
「ここ最近は、新型コロナの世界的感染拡大や米国金利の引き上げなど、企業を取り巻く事業環境は激変しています。
このような状況の中、2022年10月24日現在、次の4つの高配当株のうち、配当利回りが一番高い会社はどこになったでしょうか?」
①三菱商事
②三井住友フィナンシャルグループ
③三菱HCキャピタル
④積水ハウス
司会者コメント:
おーーーっと、これは意外に悩むかもしれません。
総合商社、銀行、リース、建設の業界トップクラスが集まっています。どの会社も、配当利回りが高そうに見えますね。
ここで、特別にヒントです!
この中で、一番高い配当利回りの会社は5%を超えています。回答の参考にしてください。
問題2.累進配当政策を公約している会社
「次の4つの高配当株のうち、累進配当政策を対外的に宣言して公約している会社はどれ? ただし、1社とは限りません」
①三菱商事
②東京海上ホールディングス
③NTT
④三井住友フィナンシャルグループ
司会者コメント:
“累進配当政策”とは、減配をしないで、少なくとも前年の配当を維持するか、または増配を実施するという、素晴らしい配当方針のことです。
例えば、前期の配当が1株当たり100円だったとすると、今期の配当は100円以上にするといった配当方針です。
減配をしないわけですから、株主にとって、非常にありがたいですね。
この累進配当政策を公約している会社は、まだまだ数が少なくて貴重なのですが、果たして、どの会社なのでしょうか?
問題3.経常利益を多く稼いでいる会社
「次の4つの会社のうち、直近年度で経常利益を一番多く稼いだ会社はどれ?」
①オリックス
②東京海上ホールディングス
③ソニー
④NTT
司会者コメント:
うーん、これも迷ってしまうかもしれません。どの会社も日本を代表するような超大企業です。
ヒントになるか分かりませんが、日本で一番経常利益が多い会社はトヨタ自動車で、その経常利益の額は、1年でなんと3兆9,900億円です!
問題4.10年間の増配率が高い会社
「高配当株には、増配によって、配当金と配当利回りがどんどんアップしていくという、大きなメリットがあります。
ここで問題です。次の4つの高配当株のうち、10年前と比べて、増配率が一番高い会社はどれでしょう?」
①東京海上ホールディングス
②三菱商事
③花王
④三菱HCキャピタル
司会者コメント:
優良な高配当株は、10年前(2012年度実績)と比べた場合、現在の配当金(2022年度予想)は、増配で何倍にもなっていますが、どの会社が一番増配率が高いのでしょうか?
私は、配当金をたくさん増配してくれる会社が大好きです! 増配の発表を知った時のハッピーな気分はたまりません!
そのような優良な高配当株企業に投資したいものですね。
クイズの回答
◎問題1の答え
「ここ最近は、新型コロナの世界的感染拡大や米国金利の引き上げなど、企業を取り巻く事業環境は激変しています。
このような状況の中、2022年10月24日現在、次の4つの高配当株のうち、配当利回りが一番高い会社はどこになったでしょうか?」
答え:②三井住友フィナンシャルグループ
●各社の配当利回り(2022年10月24日現在)
①三菱商事:3.7%
②三井住友フィナンシャルグループ:5.3%
③三菱HCキャピタル:4.9%
④積水ハウス:4.3%
⇒配当利回りが3%台・4%台の高配当株が多い中で、三井住友FGの配当利回り5.3%は、驚くべき高さと言ってもいいでしょう。
事業基盤の岩盤のような固さを誇るメガバンク=三井住友FGを配当利回り5%超で買えるのはお得な水準だと考えています。
◎問題2の答え
「次の4つの高配当株のうち、累進配当政策を対外的に宣言して公約している会社はどれ? ただし、1社とは限りません」
①三菱商事
②東京海上ホールディングス
③NTT
④三井住友フィナンシャルグループ
答え:①三菱商事 ④三井住友FG
⇒減配しない累進配当は、株主にとって、非常に大きなメリットがあります。
この累進配当政策を公約している上記①④の2社に加えて、長年の間、累進配当を継続している優良な高配当株企業があります。これらをまとめて、累進配当ブラザーズと呼んでいます。
累進配当ブラザーズのように、素晴らしい累進配当を長年続けてきた企業は、高配当株としての安心感・信頼感の高さがあります
◎問題3の答え
「次の4つの会社のうち、直近年度で経常利益を一番多く稼いだ会社はどれ?」
答え:④NTT
●各社の経常利益(2022年3月期)
①オリックス:5,000億円
②東京海上ホールディングス:5,600億円
③ソニー:1兆1,100億円
④NTT:1兆7,900億円
⇒実は、高配当株のNTTは、トヨタに次いで日本で2番目に経常利益を稼いでいる企業なんです。
⇒オリックスや東京海上HDも巨大なのですが、NTTはその2社の3倍以上も経常利益を稼ぐ超巨大企業で、まさに通信業界の巨人と呼ぶにふさわしい。
⇒なんだかんだ言っても、稼いでいる会社は強いですし、配当金の安定性・継続性が期待できるため、安心して長期的に保有することができます。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
★↓↓「月額10万円の配当金」を受け取る仕組みをつくる方法はコチラ↓↓
ーーーーーーーーーーーーーーーー
◎問題4の答え
「高配当株には、増配によって、配当金と配当利回りがどんどんアップしていくという、大きなメリットがあります。
ここで問題です。次の4つの高配当株のうち、10年前と比べて、増配率が一番高い会社はどれでしょう?」
答え:①東京海上ホールディングス
●各社の増配率(10年前と現在の配当金を比較)
①東京海上HD:5.4倍(配当13/3期18.33円、23/3期予想100円)
②三菱商事:2.7倍(配当13/3期55円、23/3期予想150円)
③花王:2.4倍(配当12/12期62円、22/12期予想148円)
④三菱HCキャピタル:4.7倍(配当13/3期6.5円、23/3期予想31円)
⇒東京海上HDの配当金は、10年前と比べると、5倍超になっています。すごいアップ率ですね。
やはり、先に保険料支払いとしてお金が入ってくる保険業は、キャッシュリッチな事業であることを実感します。
⇒花王は、32年連続増配という日本一の記録を継続中の、連続増配の王様です。
しかし、上記のように、ここ10年での配当金は2.4倍と、上記他社と比べて少し物足りない感じがします。頑張って欲しいところですね。
⇒三菱HCキャピタルも、連続増配を継続中(23年連続増配)の高配当株です。
終わりに
第4回高配当株クイズも、そろそろ終わりの時間が近づいてきました。
今回の高配当株クイズは、お楽しみ頂けましたでしょうか?
この高配当株クイズが、皆さんの投資活動にとって、少しでもお役に立ったり、何か参考になることがあれば、こんなに嬉しいことはありません。
高配当株への投資で受け取る配当金は、人生を変える力を持っている、人生をとても豊かなものにしてくれる、と考えています。
今後も、長期的な観点で、コツコツと受取り配当金を積み上げることを目指して、毎日の投資活動を続けていきたいと思います。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
コメント