投資に利用する証券会社を選ぶのは、自分の投資のパートナーを選ぶことであり、非常に重要です。
できるだけ長く付き合える、頼りになるパートナーを選びたいですね。
証券会社には、店舗での対面式の会社もありますが、やはり利便性や使い勝手から見て、ネット証券に軍配が上がります。
私は、複数のネット証券を使っていますが、メインはauカブコム証券です。
自分の投資資産の9割以上は、auカブコム証券にて集中管理しています。
私は、高配当株を主力として、キャピタルゲイン狙いの値上がり期待株の売買も行うという二刀流の投資ですが、サラリーマンとの兼業投資家ですので、月間の取引回数で言えば、月数回、多くても月10回くらいです。
これくらいの取引頻度なので、正直に言って、大手ネット証券と言われる、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・auカブコム証券などであれば、どれを選んでも、サービス内容や投資商品について “根本的な差異はない” と考えています。
もちろん、細かく比較すれば各社で違いはありますし、頻繁に取引するトレーダーなら大きな違いになるかもしれませんが、上記くらいの取引頻度で利用する上では、大手ネット証券の間に根本的な差異はあまり感じません。
どこかが新しいサービスや投資商品を出したり、取引手数料を引き下げたりしても、他の会社が遅かれ早かれ後追いして、同じような内容のサービス・商品を出してくるからです。
では、なぜ私はauカブコム証券をメインの証券会社にしているのか?
それは、「信用力」が最強クラスだから。この点が一番のおすすめポイントです。
2024年1月スタートの新NISAでは、投資期間・非課税期間が無期限になります。
無期限なので、新NISA口座で10年・20年以上の長期間、それこそ一生涯にわたって投資資産を運用することになりますので、ますます証券会社の信用力が重要になってきます。
なお、auカブコム証券は、社名に「au」と付いていますが、もちろんauユーザーでなくても利用できます。
今回は、auカブコム証券について、書いてみました。
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auカブコム証券の概要
●会社沿革
1999年:会社設立、当初から三菱UFJフィナンシャルグループが出資。
2005年:カブドットコム証券(後のauカブコム証券)として、東京証券取引所に上場。
2007年:三菱UFJフィナンシャルグループの子会社になる
2019年:KDDIが株式公開買付け(TOB)を行い、上場廃止。社名をauカブコム証券に変更。現在に至る。
●現在の株主構成
・三菱UFJフィナンシャルグループ:51%
・KDDI:49%
⇒auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループの子会社になります。
⇒なお、auは、KDDIが運営する携帯通信事業です。
auカブコム証券の特長
auカブコム証券は、「顧客投資成績重視の経営」を経営理念に掲げています。
顧客が儲かることこそがauカブコム証券の成長・拡大につながるとし、そのための経営態勢の構築やサービスの拡充などに努めています。
auカブコム証券は、上記の経営理念を基礎とし、下記の3つの特長があります。
①「完全システム内製化(自社開発・運用)」
②「メガバンクグループ会社」
③「メガ通信キャリアグループ会社」
⇒ネット証券の最も重要なインフラ資源はシステムです。
auカブコム証券は、大手ネット証券で唯一、外注ではなく、完全にシステムを内製化・自社開発しているため、商品開発やトレーディングシステムに強い会社となっています。
⇒三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)のネット金融サービスの中核会社として、auカブコム証券は、MUFGグループ各社との協力・業務提携を行える強みがあります。
⇒さらに、auカブコム証券に49%を出資するKDDIグループとの連携により、「通信と金融サービスの融合」を目指す様々なサービスを提供できます。
auカブコム証券のサービス
auカブコム証券では、上記3つの特長を活かして、下記のような様々なサービスを提供しています。
1.多様な投資商品の取扱い
現物株式、NISA(少額投資非課税制度)、信用取引、プチ株(1株単位での売買)、投資信託、ETF、米国株、FX(外国為替証拠金取引)、債券、先物・オプション、ポイント投資など、いろいろな取引をauカブコム証券で行えます。
なお、これら全ての取引をする必要はなく、自分が投資したい商品だけを利用すればOKです。
2.株式売買取引手数料の体系が充実
選べる2つの手数料コースで、安価に株式を取引できます。
・ワンショット手数料コース(1回の株式売買金額に応じた手数料支払い)
・1日定額手数料コース
※例えば、ワンショット手数料コースでは、株式売買金額が10万円超20万円以下なら115円の手数料
※1日定額手数料コースでは、手数料無料の場合もあり。
3.高機能の投資用ツール・アプリ
「完全システム内製化(自社開発・運用)」というauカブコム証券の特長を活かして開発された、高い機能性の投資用ツール・アプリが利用できます。
株価、チャート、ニュースから発注まで全てが完結する高機能トレーディングツール
200を超える詳細な条件で銘柄検索が可能な高機能スクリーニングツール
実践的なシミュレート機能や、複数銘柄を比較できる比較チャートなど、プロ並みのテクニカル分析を簡単に行える
⇒上記は、auカブコム証券に証券口座を開設している人は、原則として無料で利用できます。
kabuステーションは、条件付きで無料となっていますが、その条件も、auカブコム証券での約定回数が月1回以上、またはauカブコム証券での保有資産が100万円以上など、そんなに難しい条件ではありません。
4.リスク管理追求型の注文システム(自動売買)
auカブコム証券が、リスク管理追求型サービスを追い求めた結果生まれた、逆指値・トレーリングストップなどの自動売買注文を利用できます。
auカブコム証券は、自動売買に関する特許も多数保有しています。
5.三菱UFJグループ各社の独自投資レポートの提供
三菱UFJフィナンシャルグループ各社が提供する、株式マーケット情報や、個別企業についての投資レポートなどを、auカブコム証券の口座開設者は無料で読むことができます。
特に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のレポートが無料で読めるのは、非常にありがたいです。
auカブコム証券の信用力
信用力とは、自分の資産(株式・現金など)を安心して預けることができるということです。
何か事件・事故があっても、自分の資産が守られるという安心感。
そして、“何かあっても”というより、そもそも、その「何か」自体が起きる可能性が低いこと。
こういったことが、証券会社に対する信用になります。
もっと分かりやすく言うと、自分の資産を預けている証券会社が、
・経営破綻しない、倒産しない
・悪さしない、不正行為や資産の着服をしない
・万が一、何かあっても責任ある対応ができる、損害賠償できる財務力がある
上記のような場合、その証券会社には信用力があると言えます。
auカブコム証券は、この「信用力」が非常に高いと考えています。
なお、念のために申し添えますが、それ以外の証券会社は信用力が低いと言っているわけではありません。相対的にauカブコム証券の信用力が高めだと考えています。
1.三菱UFJとKDDI両グループからの支援
auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループが51%、KDDIが49%の大株主です。
何かあった時に、auカブコム証券単独では対処しきれない場合、日本を代表する2つの超巨大グループからの支援が受けられる点は、信用力・安心感の面から、とてつもなく大きいです。絶大な信用力があります。
2.お預り資産<あんしん>宣言
auカブコム証券は、「お預り資産<あんしん>宣言」をしています。
その内容は、下記の3つです。
①分別保管の徹底
証券会社は、証券保管振替機構や信託銀行に委託して、証券会社自身の資産と顧客資産とを厳密に分別して保管することを、法律で義務付けられています。
②日本投資者保護基金に加入
auカブコム証券は、日本投資者保護基金に加入しており、auカブコム証券が経営破綻した場合でも、顧客1名当たり1,000万円までは、同基金が保証します。
③強固な内部管理体制
auカブコム証券では、事務処理についてシステム化し自動的に処理を行うようにしています。
なお、auカブコム証券は、日本格付研究所の格付を取得しており、格付は「A+、安定的」の高い評価です。
3.障害・災害への備え
auカブコム証券では、通常サイトがシステム障害や自然災害によって機能停止した時に備えて、別のバックアップサイト(関西のデータセンター)にて稼働する体制を構築しています。
4.SLA(サービス品質保証制度)
auカブコム証券のSLA(サービス品質保証制度:Service Level Agreement)とは、顧客からの注文執行時にシステム障害や事務ミス等の同社に責任がある理由で、注文執行に遅延が生じ、顧客に不利益が生じた場合、その損失を同社が補填する制度です。
⇒分別管理のように、法律の制度上では、もし証券会社が倒産しても、証券会社と顧客の資産は分けて保管されているから、顧客の資産には影響がないと言われています。
ですが、現実に証券会社が倒産するような財務的な危機に瀕した場合、実際の管理や取扱いがどうなるか分かりません。
分別管理してます、資産を混同していません、とか言われても、人間がやることです。赤字などでお金がなく追い詰められた状態の会社が、どこまで約束や分別保管のルールを守るのでしょうか。
また、証券会社が経営危機に陥れば、預けている株式を他の証券会社に移管しようとする顧客が殺到し、大混乱になるのは目に浮かびます。決着するまでに、半年・1年、もしくは何年もかかるかもしれません。
たとえ最終的に自分の資産が返ってきたとしても、大きな損害(時間的損失、取引機会の損失)を受けてしまいます。
投資活動をする上で、そのような事態は、絶対に避けなければなりません。
長期間が経過した後、最終的にお金が返ってくればそれでいいというワケではないのです。
投資家として、信用力低下、及びそれに伴う証券会社の混乱・不正に巻き込まれる時間的損失は、慎重に避ける必要があります。
そのために、私ができる範囲のこととして、信用力を最重視し、メインとする証券会社を選んでいます。それが、auカブコム証券です。
auカブコム証券なら、仮に同社自体が駄目になっても、最終的には親会社の三菱UFJとKDDIが何とかするでしょうし、何とかできる力が両社にはあります。
⇒信用力があると判断できれば、証券会社一社の口座に、自分の資産を集中させることができます。
私は、複数の証券口座を利用していますが、auカブコム証券の口座に、自分の資産の9割以上を集中させています。
投資活動での売買取引や管理の面では、資産を一括して管理できるので非常に便利かつ効率的です。
資産がひとつの証券口座にあると、自動的に証券会社が計算してくれるため、損益通算・損出しもやりやすいというメリットもあります。
(複数の証券口座をまたがって、損益通算するには、確定申告が必要です)
⇒改正された新NISA(少額投資非課税制度)では、投資期間・非課税期間が無期限になります。
無期限ですから、原則として、新NISA口座で長期間・一生涯にわたって投資運用することになりますので、ますます証券会社の信用力が重要になってきます。
まとめ
長期投資をするにあたって、自分のパートナーとなる証券会社をどこにするかは、とても重要な問題になります。
細かい点で違いがあっても、総合的に見れば、大手ネット証券が提供するサービス・商品内容に大差はありません。互いに競争していますので、大体同じような内容です。
そのような中で、最重視するポイントは、やはり信用力だと考えています。
そして、auカブコム証券は、その信用力・安心感が非常に高いと判断しています。
長期投資の観点で、配当生活やFIREを目指して、コツコツ投資を積み重ねていると、将来的に数千万円・億を超えてくるのは、不思議ではありません。普通にあり得ます。
長期的に積み重ねる、自分の大事な大事な資産を預ける証券会社を選ぶ際には、信用力について検討することが大事になります。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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