【2020年版】9437NTTドコモ(高配当株)~減配しない累進配当を長年継続・携帯事業で安定したキャッシュ創出力~

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配当金がたくさん

※2020年11月に、NTTがドコモをTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化し、ドコモは上場廃止となります。

※ドコモを取り込む、親会社NTTについては下記記事をご参照ください。

【2020年版】9432NTT日本電信電話(高配当株)~減配しない累進配当を20年以上継続・ドコモ完全子会社化で収益力増大!~
※本記事は、2021年版に更新しました。下記ご参照ください。9432NTT日本電信電話は、高配当株の一つで、私も現在保有しています。本ブログで書きました、高配当株買いの4つの基準に照らして、NTTを検討します。基準1.配当利回りが3%以上(...

 

NTTドコモの2020年3月期本決算の発表がありましたので、2020年版の内容に更新しました。

 

9437NTTドコモは、高配当株の一つで、私も現在保有を継続中です。

 

本ブログで書きました、高配当株買いの4つの基準に照らして、ドコモを検討します。

高配当株、4つの買いの基準
高配当株と一口に言っても色々ありますが、私は以下の基準に該当する高配当株に投資し購入しています。★高配当株、買いの基準1.配当利回りが3%以上(税引前)2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)3...

 

 

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基準1.配当利回りが3%以上(税引前)

ドコモの予想配当利回りは約3.8%であり、基準1はクリアです。

 

基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)

ドコモの配当金の推移

2015年3月期:65円

2016年3月期:70円(前年比8%増)

2017年3月期:80円(前年比14%増)

2018年3月期:100円(前年比25%増)

2019年3月期:110円(前年比10%増)

2020年3月期:120円(前年比9%増)

2021年3月期予想:125円(前年比4%増)

 

ドコモは、増配傾向が続いていることから、基準2もクリアです。

 

新型コロナウイルスの影響で、今期2021年3月期の配当金予想については、多くの上場企業が減配または未定とする中でも、なんとドコモは 増配!をするという配当金予想を出しています。

 

この厳しい事業環境においても、増配を行うという姿勢を示した点も、好印象です。

 

長期的に見た場合、ドコモの配当推移で特筆すべき点として、なんと「上場以来20年以上も減配していない!」という点が挙げられます。

 

減配をせず、少なくとも前年と同額の配当を維持するか、または増配を行う配当の方法を、“累進配当”と言います。

 

ドコモは、この素晴らしい累進配当を20年以上も継続している優良企業です。

【2020年版】累進配当ブラザーズ!~減配しない累進配当を続ける企業たち~
※本記事は、2021年版に更新しました。下記ご参照ください。2019年12月期本決算会社の決算と配当予想発表が終わりましたので、累進配当ブラザーズを2020年版に更新しました。2020年版では、累進配当ブラザーズに新たに1社が仲間入りしてい...

 

ドコモ経営陣の株主還元・配当への意識は非常に高く、今後もドコモの累進配当・増配傾向は続くと推定されます。

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基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること

ドコモは、売上高4兆円以上、時価総額10兆円以上、日経平均225銘柄の一つの超大企業であり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。

 

基準4.業績が好調または堅調であること

ドコモは、誰もが知っている、携帯電話・スマホ通信事業の国内最大手です。

 

シェアは4割を超えていて、もちろんトップ。

非通信事業(dカード・dポイント等の金融や決済事業)も積極的に拡大しています。dポイントカードの登録数は、既に4,300万人を超える規模に成長しました。

 

携帯電話事業は、典型的なストックビジネスであり、毎月毎月、多数の契約者から現金がどんどん入金される、キャッシュリッチな事業です。

 

この強固で安定した収益構造を、ドコモは持っています。

さらに、携帯電話事業は規制産業であり、電波の許認可がないと営業できませんので、他企業が参入するのは非常に困難です。

 

近年、2019年3月期までは、増益決算を続けてきましたが、2020年3月期の業績については、通信費を最大4割程度値下げして、ユーザーに還元する方針であることから、いったん減収減益となりました。

 

また、今期2021年3月期は、新型コロナウイルスの影響で、業績予想は未定としています。

 

けれども、もはや電気・水道・ガスと同じようにインフラ化しているスマホ通信への需要は、底堅く強いものがあります。

この2020年春にスタートした5Gサービスを中心として、コロナからの経済活動再開とともに、ドコモの業績も急回復していくと考えています。

 

中長期で考えると、依然として強い事業を有していて、業績はおおむね堅調。配当を維持できなくなるほど、業績が大きく悪化することはないと考えています。

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結 論

以上を総合的に考慮し、高配当株としてドコモは買いと判断しています。

 

特に、3.8%以上の高い配当利回りと、上場以来20年以上減配せず、累進配当を継続している株主還元姿勢が、非常に魅力的です。

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

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