新型コロナウイルスの感染拡大が、世界中に影を落としています。
経済面への影響も非常に大きく、企業の業績悪化は避けられません。株式市場も暴落しました。
しかし、原因が病原体である以上、ワクチンや治療薬が完成すれば、世界も通常モードに急速に戻っていくことは、容易に想像ができます。
なお、新型コロナウイルスのワクチンと治療薬は、現在世界中の政府・研究機関・製薬会社が最優先で開発作業を行っていて、1~2年以内くらいには、開発完了が見込まれています。
よって、そう遠くない未来に、世界は新型コロナウイルスを克服して(または、他の病気と同様に共存していく)、コロナショックから立ち直ると予想されます。
今回は、将来コロナショックから回復した後、世界はどうなるのか、考えてみたいと思います。
単純に元に戻る部分もあるし、今までとは違う状態になる部分もあるでしょう。回復後の世界を想像することで、今後の投資につなげていきたいです。
企業の業種一覧
コロナ後の世界を考えるヒントとして、企業の業種一覧を見てみます。
このうち、コロナ後の世界で成長する、伸びていく企業の業種はどれになるでしょうか?
下記一覧を見て、皆さんもぜひ考えてみてください!
1.製造業
食料品、繊維製品、パルプ・紙、化学、医薬品、石油・石炭製品、ゴム製品、ガラス・土石製品、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、機械、電気機器、輸送用機器、精密機器、その他製品
2.非製造業
水産・農林業、鉱業、建設業、電気・ガス業、陸運業、海運業、空運業、倉庫・運輸関連業、情報・通信業、卸売業、小売業、不動産業、サービス業
3.金融業
銀行業、証券業、保険業、その他金融業
伸びると予想される業種
上記の一覧の中から、コロナショックからの回復後、以前の状態に戻るだけではなく、それ以上に伸びていくであろう業種・企業について、自分なりに考えてみました。
・医薬品業
⇒コロナ関連ド真ん中。コロナ対応のワクチン・治療薬の開発に成功すれば、当然物凄い需要が発生します。
⇒治療薬アビガンの富士フィルムをはじめ、治療薬・ワクチンは世界中の医薬品企業が開発中。どこが一番乗りするか、注目です。
・倉庫・運輸関連業
⇒コロナの巣ごもり消費で、Amazonを筆頭に、ネットショッピングが拡大しています。これに伴い、倉庫業・運輸業への需要は高いです。
人間は便利さに一度慣れてしまうと、なかなか前の状態には戻れない。コロナが終わっても、この流れは止まらないと考えられます。
・情報・通信業
⇒外出自粛や在宅勤務で、動画やサイト、オンライン会議を活用する人が増え、インターネット通信・スマホ通信への需要が激増しています。
⇒今年2020年は、日本の5G元年でもあり、コロナ後も、この拡大は、ますます大きくなっていくと考えられます。
・サービス業
⇒元に戻るだけではなく、コロナ前よりも伸びるという観点では、旅行業がリバウンド分を超えて拡大するのではないかと思います。
旅行に行けることの幸せ・贅沢さを体感した人々は、コロナ後、行けるうちに行っておこうという気持ちになるのではないでしょうか。
⇒また、終活関連についても、コロナ流行で死を身近に感じた人々の需要が増えそうです。
⇒その他、サービス業では、コロナ影響で意外な業種が伸びるという現象が、今後起きると考えています。
自分のアンテナを高くし、その兆候を逃さず素早くキャッチして、早めの投資につなげていきたいです。
・保険業
⇒生命保険や医療保険はもちろん、コロナ影響で経済的に苦しんだ人々や経済的リスクに備えたい人々は、所得補償保険への需要が増えると考えています。
まとめ
新型コロナウイルスの影響で、今は先が読めないという面はあるかと思います。上場企業の業績予想も未定のところが多いです。
けれども、そんな今だからこそ、考えることをあきらめず、思考停止にならずに、将来のコロナから回復した後の世界について、想像してみることが非常に大切だと思います。
そして、その自分の想像・考えを、投資活動で実行していくことが、将来の大きな投資成果につながると考えています。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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