累進配当ブラザーズで増配シミュレーションを検証!

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優良な高配当株は、経営陣の配当への意識が高く、長期的に増配傾向にあります。

 

そして、将来にわたって、増配が行われることで、配当利回りのアップとともに、受取り配当金が増加します。

そのため、たとえ当初の投資元本が少なくても、時間を味方につけて、高配当株を持ち続けることによって、配当生活を達成することができるということを、以前下記の記事で書きました。

投資資金が少なくても大丈夫!~配当金の増配で配当利回り10%超えも夢じゃない~
配当生活(配当金生活)をするには、多額の元本が必要に思えます。例えば、1か月30万円の手取り配当金を受け取るためには、税引後の配当利回り3%(=税引前の通常ベースで3.8%)の高配当株を、1億2千万円分保有しなければなりません。※1億2千万...

 

この記事では、将来のシミュレーションを行いました。

では、過去の事実に基づけば、実際はどうだったのか、という点についても検証してみたいと思います。

 

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検証の条件

対 象:優良な高配当株の代表として、累進配当ブラザーズの5銘柄を対象とする。

期 間:過去5年間(2013年4月1日~2018年3月31日)保有を継続したと仮定。

当初投資金額:5銘柄につき、各100株ずつ購入。

累進配当ブラザーズ!
※本記事は、2020年版に更新しました。下記ご参照ください。配当生活の達成を目指して、高配当株への投資を少しずつ行っています。その高配当株の中でも、私が「累進配当ブラザーズ」と密かに呼んでいる、大好きな高配当株たちがいます。累進配当とは、減...

 

当初の株式購入の時点(2013年4月1日を想定)

累進配当ブラザーズの5銘柄(三井住友FG、三菱商事、キヤノン、ドコモ、JT)を各100株ずつ計500株を、2013年4月1日に買ったとします。

 

●必要投資額合計:約130万円

※当時の株価で5銘柄を100株ずつ購入したときの合計額

 

●1年目の受取り配当金:約4万円/年(税金が約20%かかるので、税引後は約3万2千円)

 

●1年目の配当利回り:3.1%(税引後は2.5%)

※4万円÷130万円=3.1%

※配当金に関する税金は20%で試算

 

株式購入から5年後(2018年3月31日を想定)

●5年後の株価で計算した株式の時価:約170万円

 

●5年目の受取り配当金:約6万8千円/年(税引後は約5万4千円)

※5年の間に増配が行われたので、増えています。

 

●5年目の配当利回り:5.2%(税引後は4.2%)

※6万8千円÷当初購入金額130万円=5.2%

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検証の結果(当初時点と5年後の比較)

●株式の時価は、株価の上昇によって、130万円から170万円に増えました。

含み益40万円、損益率プラス30%

 

●配当金は、増配によって、4万円から6万8千円に増えました(70%増=1.7倍

 

●配当利回りは、3.1%から5.2%(税引後は2.5%から4.2%)にアップしました。

 

●この5年間の平均増配率は、1年当たり14%のプラスでした。

※受取り配当金の増加70%÷5年間=14%

 

まとめ

累進配当ブラザーズの5銘柄を5年前に買って持ち続けた場合、上記のようにキャピタルゲインもインカムゲインも増えるという、素晴らしい結果になっています。5年前に買って持ち続けている人は、全員ハッピーな状態です。

これは、シミュレーションではなく、過去の事実に基づく結果です。

 

特に注目すべきは、配当金の増え方です。5年間で1.7倍に増加していて、非常に高い数字になっています。その結果、5年後の配当利回りも税引後で4.2%と、私の理想とする税引後の配当利回りで4%という基準も超えています。

 

これらは、あくまでも上記で検証した5年間の結果ですので、期間の設定が異なれば、また違う結果になることが、当然想定されます。

 

しかし、累進配当ブラザーズの直近5年間の増配実績・株価実績は、上記の通り素晴らしい結果であり、これからも将来にわたって、増配傾向が続く可能性が高いと推定されます。

これからも、累進配当ブラザーズを中心に、優良な高配当株たちを、コツコツと買い続けようと考えています。

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

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