高配当株、4つの買いの基準、さらに続きです。
配当生活は、受取配当金のみで生活している状態ですので、万が一投資している会社が倒産して配当金がゼロになると、大前提が崩壊してしまいます。
配当生活に入った時点で、会社や仕事は辞めているはずですから、この事態は絶対に避けなければなりません。
ですので、この基準3は当然のことのように思えますが、非常に重要な基準です。
企業の内情を外部から知ることはなかなか難しいので、この倒産リスクをゼロにすることはできません。
しかし、時価総額数千億円から1兆円以上の大型株を中心に投資すること、投資している企業に関するニュースは日常的にチェックしておくことなどによって、倒産リスクをできる限り避けることはできます。
そして、何よりも高配当株で分散投資を行うことがリスク軽減につながります。
例えば、高配当株の会社5社に均等投資している場合、そのうち1社が倒産すると、受けるダメージはざっくり20%になります。
ですが、投資対象が高配当株の会社100社であれば、そのうち1社が倒産したとしても、受けるダメージは1%に過ぎません。
配当生活のためには、長期的に安定かつ継続して配当金を受け取ることが重要です。このためには、高配当株の分散投資が欠かせません。
これは、「基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること」とも関連しています。
配当金の原資は、会社の利益です。
ですので、業績が好調で利益を上げている企業であれば、増配を続けることができる可能性が高くなります。
業績は、基本的には売上高と営業利益、純利益の伸びで見ます。
成長株のように、利益の伸びが前年比20%とか、高い伸びである必要はありません。
高配当株は、地味ながら前年比数パーセントでも伸びていれば十分です。
四季報などで、過去の業績実績および今期以降の業績予想を確認して判断します。過去に業績不振の年があれば、そのような年でも配当を維持しているかどうかも確認します。
これらの4つの基準で高配当株をチェックして、購入するかどうかを決めています。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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