連続増配株の王様、“花王”を買わない理由

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配当金、増配の象徴

日本の連続増配株No.1と言えば、花王です。30年近くも連続増配を続けています。

シャンプーや洗剤などのメーカーとして、著名な企業ですね。

 

この花王は、連続増配だけではなく、業績面で言っても、間違いなく日本を代表するような優良企業の一つです。

 

しかし、現時点では、私は4452花王の株式を買うつもりはありません。

その理由について、配当生活を目指すという観点から、以下で書いてみたいと思います。

 

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花王の実績

花王の最近の業績・配当金等の実績は、以下の通りです。

2017年12月期:営業利益2,047億円、配当金110円

2018年12月期:営業利益2,077億円、配当金120円

2019年12月期:営業利益2,117億円、配当金130円

2020年12月期予想:営業利益2,200億円、配当金140円

株価:約8,200円、配当利回り:約1.7%

 

⇒花王は、毎年のように増益・増配で、素晴らしいですね。私も、買いたくなってきます。

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連続増配株の王様を買わない理由

では、なぜ、このような素晴らしい花王の株式を買わないのか。

 

それは、「現時点の配当利回りが、高配当株としては低すぎるから」です。

 

今の花王の配当利回りは、約1.7%です。

一方、ドコモや三菱商事などの高配当株は、配当利回りが4%や5%を超えています。

 

つまり、花王の配当利回りが将来2倍(=配当金が2倍)になっても、3.4%ですから、現在のドコモなどの4%超・5%超には届かないことになります。

 

例えば、今の花王の株価8,200円、配当金130円の時に、花王株式を購入し、その後、毎年配当金が10円ずつ増配されたというケースを想定してみます。

 

購入価格8,200円、配当金130円 ⇒ 配当利回り1.5%(=130円÷8,200円)

毎年10円増配の条件で、購入後の配当利回り(当初の購入価格ベース)を試算すると、

 

1年後:配当利回り1.7%(140円÷8,200円)

2年後:配当利回り1.8%(150円÷8,200円)

3年後:配当利回り1.9%(160円÷8,200円)

・・・・・

10年後:配当利回り2.8%(230円÷8,200円)

・・・・・

20年後:配当利回り4.0%(330円÷8,200円)

 

20年後でやっと、配当利回り4%に届く計算になります。

 

⇒毎年増配の前提ですので、株価自体は上昇しているでしょうが、どの程度上昇するかは不確実です。

なお、もし将来的に花王の成長が鈍化して、配当利回り4.0%程度が妥当と株式市場に評価されたとしたら、20年後も株価は8,200円のままで、購入時と変わらないということも有り得ます。

 

⇒そして、花王の過去の実績から簡単に増配ストップするとは思いませんが、そもそも配当金が今後も20年連続で増配されるのかが不確実です。

 

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まとめ

上記のように、不確実性がいろいろある中、今後20年連続増配するという比較的甘めの前提条件を置いて、かつ20年たっても、まだ配当利回りが4.0%近辺の状態になります。

 

もし、今後20年の間に連続増配がストップすれば、20年後でも配当利回りは4%に届いていない可能性が高いです。

 

つまり、最初のスタート時点・購入時点の配当利回りが低ければ、たとえ一定の連続増配を続けても、20年後でも、現時点のドコモなどの優良高配当株の配当利回り4%超には届きません。

 

そうであるならば、私は、連続増配記録を持つ花王であっても、買うことはせず、代わりに現時点で既に配当利回り4%超の高配当株であるドコモや三菱商事などを買います。

その方が、より早く配当生活を実現する近道になるからです。

 

今後も20年以上連続増配するだろうという不確実な期待をするよりも、

現時点で既に配当利回り4%超の高配当株を買って、その高配当株が20年の間に何回か増配を行うことで、配当利回りが5%・6%を超えていくことの方が確率が高いと考えています。

 

企業が増配をすると配当利回りがアップしますが、それでもスタート時点の配当利回りが低すぎると、上記の試算のように10年・20年たっても、現時点の高配当株の配当利回りに追いつくことができません。

 

スタート時点・購入時点の配当利回りの高さも意識しながら、高配当株に投資していきたいと考えています。

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

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