たくさんのことがあった激動の2020年も、終わりが近づいています。もうすぐ新しい年がやって来ますね。
今回は、株式売買益と配当金にかかる税金が非課税となる“NISA枠“で買う、2021年の高配当株パッケージについて、検討してみました。
NISA枠120万円で買う、2021年の高配当株パッケージ
120万円のNISA枠を全額使って、株式を買う前提条件で考えてみます。
株式売買手数料は、ゼロとして計算。なおNISA手数料は、キャンペーンなどで無料としている証券会社も多いです。
2021年のNISA枠は、新型コロナ等で不測の事態も想定される市場環境の中でも、少なくともNISAの5年の間、安定して高い配当金を受け取れる銘柄である、という観点で選んでみました。
具体的な銘柄名(2021年NISA枠)
5年間、安定して高い配当金を受け取れるという観点からみて、減配しない累進配当を継続している、累進配当ブラザーズを中心に選ぶのが良いと考えています。
【2020年版累進配当ブラザーズの配当利回り(税引前)】
・三井住友フィナンシャルグループ:6.1%
・三菱商事:5.3%
・NTT:3.9%
・JT:7.1%
・三菱UFJリース:5.2%
⇒改めて見ると、累進配当ブラザーズ各社の配当利回りは約4%~7%と高く、魅力的な水準です。比較的安心して投資できる、このクラスの巨大企業がこれだけの配当金を出してくれるのは、非常にありがたく、お得なことだと考えています。
⇒通常の購入の場合、税金があるので、税金を引かれた後の実際の配当利回りは、上記の配当利回り×約80%に下がります。
しかし、NISAで買うと非課税になりますので、上記の配当利回りのまま、配当金を受け取ることができます。
【累進配当ブラザーズの株価と1単元の購入に必要な金額】
・三井住友フィナンシャルグループ:株価3,110円×100株=311,000円
・三菱商事:株価2,508円×100株=250,800円
・NTT:株価2,555円×100株=255,500円
・JT:株価2,143円×100株=214,300円
・三菱UFJリース:株価487円×100株=48,700円
⇒累進配当ブラザーズを100株ずつ買うと、合計で約108万円になります。
⇒NISA枠は120万円なので、まだ余裕がありますね。
そこで、株価が低く、相対的に比率が低くなっている三菱UFJリースの購入株数を増やして、さらに300株買って計400株とします。
よって、三菱UFJリースは株価487円×400株=194,800円の購入となります。
⇒このようにすると、全体での購入金額は約122万円です。全体のバランスも、ざっくりと見て、5銘柄それぞれに大体同じような金額の投資額になります。
NISA枠を少し超えてしまいますが、実際の株式購入時の指値を上記の本日株価より少し安くするか、三菱UFJリースの購入株式数を100株減らして300株にするなどの調整によって、NISA枠の120万円以内で買うことができます。
まとめ
今回は、累進配当ブラザーズをメインとして、2021年NISA向けに、高配当株のパッケージを考えてみました。
NISA枠をどのように使おうかと考えてる時間は、結構楽しいですね。
せっかくの貴重な非課税枠なので、皆さんもいろいろと有効活用を検討してみてください。
NISA枠を上手に活用して、受取り配当金のアップを目指しましょう!
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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