【2020年版】8593三菱UFJリース(高配当株)~驚異の21年連続増配!・累進配当を長年継続中~

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※本記事は、2021年版に更新しました。下記ご参照ください。

【2021年版】8593三菱HCキャピタル(高配当株)~驚異の22年連続増配の実績!・累進配当を長年にわたって継続中~
※本記事は、2022年版に更新しました。下記ご参照ください。※三菱UFJリースは、2021年4月1日付で、日立キャピタルと合併し、社名を「三菱HCキャピタル」に変更しました。三菱HCキャピタルの2021年3月期本決算の発表がありましたので、...

 

※三菱UFJリースは、2021年4月1日付で、日立キャピタルと合併し、社名を「三菱HCキャピタル」に変更しました。

 

三菱UFJリースの2020年3月期本決算の発表がありましたので、2020年版の内容に更新しました。

 

8593三菱UFJリースは、高配当株の一つであり、私も現在保有しています。

 

マイルールで定めた、高配当株買いの4つの基準に照らして、三菱UFJリースを検討します。

高配当株、4つの買いの基準
高配当株と一口に言っても色々ありますが、私は以下の基準に該当する高配当株に投資し購入しています。★高配当株、買いの基準1.配当利回りが3%以上(税引前)2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)3...

 

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基準1.配当利回りが3%以上(税引前)

三菱UFJリースの予想配当利回りは約4.8%であり、基準1はクリアです。

 

※新型コロナウイルスの影響で、三菱UFJリースの21/3期通期配当金予想は未定ですが、前期20/3と同額の配当(1株25円)と想定すると、配当利回り4.8%となります。

 

基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)

三菱UFJリースの配当金の推移

2016年3月期:12.3円(前年比29%増)

2017年3月期:13円(前年比5%増)

2018年3月期:18円(前年比38%増)

2019年3月期:23.5円(前年比30%増)

2020年3月期:25円(前年比6%増)

2021年3月期予想:25.5円(前年比2%増)

 

三菱UFJリースは、増配傾向を継続していることから、基準2もクリアです。

 

同社は、なんと21年連続増配!という素晴らしい実績を持っています。

 

21年連続増配ということは、累進配当を21年以上続けているという意味と同じです。株主還元を重視する優良企業であると言えます。

 

※累進配当とは、減配せずに、少なくとも前年と同額の配当または増配を行う、素晴らしい配当方針のことです。

【2020年版】累進配当ブラザーズ!~減配しない累進配当を続ける企業たち~
※本記事は、2021年版に更新しました。下記ご参照ください。2019年12月期本決算会社の決算と配当予想発表が終わりましたので、累進配当ブラザーズを2020年版に更新しました。2020年版では、累進配当ブラザーズに新たに1社が仲間入りしてい...

 

同社は、あのリーマンショックの時も、増配を継続してきました。

そして、コロナショックの中、2020年5月の決算発表においても、以下のように説明しています。

 

「2021年3月期の連結業績を予想することが困難なため、2021年3月期の1株当たり年間配当金の予想は未定としております。

当社はこれまでも、自己資本充実とのバランスを図りつつ、株主還元は配当によって行うことを基本とし、21期連続増配を実現してまいりました。

新型コロナウイルスの影響が当社業績におよぼす影響を見ながら、これまでの増配の実績も尊重した上で検討いたします。

なお、検討の結果として配当性向が中期経営計画で示した配当性向30%台を超えることもあり得ます。

 

※配当性向=1株当り配当金/1株当り利益

 

⇒上記の通り、“これまでの増配の実績を尊重”、“配当性向30%台を超える可能性あり”(=減益の場合、前年同レベルの配当金を出すと配当性向は上がるため)

と同社が述べている点から、経営陣の連続増配をストップさせたくないという意思・決意を感じます。

 

その後、2020年11月の中間決算発表時に、三菱UFJリースは、2021年3月期の配当金を1株当り25.5円(前年比0.5円のプラス)とする予想を発表しました。

2021年3月期の配当が、この予想発表通りとなれば、22年連続増配となります。

 

経営陣の株主還元・配当への意識は非常に高く、三菱UFJリースの増配傾向は続くと推定されます。

 

なお、三菱UFJリースの株価は530円程度、単元株は100株であるため、5万円強(530円×100株)という比較的少額で単元株を購入することが可能ですので、この点も魅力的です。

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基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること

三菱UFJリースは、売上高9千億円以上、時価総額4千億円以上の大企業であり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。

 

また、三菱グループ各社(三菱UFJフィナンシャルグループ、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱商事など)が、三菱UFJリースの大株主になっていますので、資本関係は非常に安定しています。

 

基準4.業績が好調または堅調であること

三菱UFJリースは、その名が示す通り、リース事業の業界首位級で、国内・海外に幅広く事業を展開しています。

 

リースの対象は、事務機器・IT機器・工作機械・自動車・住宅設備・不動産・医療機器・太陽光・風力発電・航空機・船舶・コンテナ・鉄道車両・インフラなど、多岐にわたり、多様な顧客に対し、必要なファイナンスを提供しています。

 

海外への進出にも積極的で、北米・欧州・アジアの25以上の拠点にて、事業を行っています。

 

再生医療や自動運転事業での提携など、新規事業分野への進出も拡大中です。

 

なお、コロナショックで大きなマイナス影響を受けるであろう航空機リース事業が、全体の利益に占める割合は約30%程度であり、世界の経済再開に伴い、徐々に回復していくことが期待されます。

 

業績の数字には、年により多少のアップダウンはありますが、おおむね業績は堅調に推移しており、配当を維持できなくなるほど、大きく悪化することはないと考えています。

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結 論

以上を総合的に考慮し、高配当株として、三菱UFJリースは買いと判断しています。

特に、21年連続増配に代表される経営陣の株主還元意識の高さが、魅力的です。

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

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