【2020年版】2914JT(高配当株)~配当利回り6%を超える超高配当株・累進配当を継続中で15年以上も減配なし~

配当金

JTの2019年12月期本決算発表がありましたので、2020年版の内容に更新しました。

2914JTは、高配当株の一つで、私も現在保有しています。

 

マイルールとして設定した「高配当株買いの4つの基準」に照らして、JTを検討します。

高配当株、4つの買いの基準
高配当株と一口に言っても色々ありますが、私は以下の基準に該当する高配当株を購入しています。 高配当株、買いの基準 1.配当利回りが3%以上(税引前) 2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持...

 

基準1.配当利回りが3%以上(税引前)

JTの予想配当利回りは、なんと6.7%! 特筆すべき高さであり、余裕で基準1はクリアです。

 

税引後の配当利回りも5.3%(=6.7×80%)となり、私が理想としている “税引後で4%” を上回っています。

 

基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)

JTの配当金の推移

2014年12月期:100円

2015年12月期:118円(前年比18%増)

2016年12月期:130円(前年比10%増)

2017年12月期:140円(前年比8%増)

2018年12月期:150円(前年比7%増)

2019年12月期:154円(前年比3%増)

2020年12月期予想:154円(前年と同額)

※2019年2月に、自社株買い500億円を発表

 

JTは、ほぼ毎年のように増配しており、増配傾向が続いていることから、基準2もクリアです。

 

減配をせず、少なくとも前年の配当金額と同額を維持するか、または増配を行うという配当方針を、累進配当といいます。

【2020年版】累進配当ブラザーズ!~減配しない累進配当を続ける企業たち~
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JTは、この減配しない累進配当を15年以上も続けてきました。経営陣の株主還元・配当への意識は非常に高く、JTの累進配当は続くと推定されます。

 

さらに、JTの特殊事情として、日本国(財務省)がJT株式の33.3%(666,920千株)を保有している大株主である点が挙げられます。

 

2019年12月期の配当154円で計算すると、国はJTから、配当金約1,020億円(666,920千株×154円)を受け取っていて、これは日本の国家予算に歳入として組み込まれています。

 

よって、仮にJTが減配をした場合には、日本の国家予算が数百億円単位で減ることになります。

 

そのため、配当の維持・増配に関しては、JT経営陣に対し、国から有形無形のプレッシャーがかかっています。必然的に、JT経営陣の増配へのモチベーションはかなり高くなると考えられます。

 

この点からも、JTの減配しない累進配当は続くと推定されます。

 

基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること

JTは、売上高2兆円以上、時価総額約4兆5千億円、日経平均225銘柄の一つ、日本国が大株主の超大企業であり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。

基準4.業績が好調または堅調であること

JTは、国内たばこ事業、海外たばこ事業、医薬品事業、食品事業などを行っています。

 

このうち、国内の紙巻たばこは縮小傾向ですが、加熱式たばこ(プルームテック)は拡大傾向です。

 

また、海外たばこ事業では、世界各国で企業買収・M&Aを複数行っており、拡大傾向にあります。JTの海外M&Aは、企業買収の成功事例として取り上げられることが多く、JTはM&A巧者として評価されてきました。

 

JTは、たばこの強力な国際ブランド(Winston、Camel、MEVIUS、LDなど)を所有していて、海外市場での販売数量を伸ばしています(2019年度の世界シェア約28%)。

 

為替の影響を除いた為替一定ベースでは、2019年度の海外たばこ事業は、営業利益が前年比プラス10.7%と力強い成長を示しています。

 

加熱式たばこにおいても、2019年度は、新製品プルームテック・プラスとプルームテックSを販売開始し、全国展開を行いました。

 

国内の加熱式たばこ市場は、現在アイコスのシェアが9割と言われますが、JTの反撃も始まりました。

 

2019年度のJTプルームテックの市場シェアは約9%で、前年比プラス2%です。じわじわと伸びています。アイコスのシェアが大きい分、奪えるシェアもまた大きい。

 

少なくとも、日本の加熱式たばこ市場においては、圧倒的な地の利があるJTが、長期的に見て、最終的にはシェア1位を奪還すると考えています。

 

たばこを取り巻く世界的な市場環境が厳しい中、業績の数字には、年によりアップダウンがありますが、2019年度も営業キャッシュフローを5,400億円(なお現在の配当に必要なキャッシュは約2,800億円)も稼ぎ、海外たばこ事業も好調を持続しています。

 

株主還元・配当への意識が非常に高いJT経営陣が、配当を維持できなくなるほど業績がいきなり大きく悪化することはないと考えています。

 

なお、営業キャッシュフローや営業利益を5,000億円以上稼ぐ日本企業は、数えるほどしかありません。JTのキャッシュを生み出す能力の高さがうかがえます。

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結 論

以上を総合的に考慮し、たばこ業界の厳しい事業環境を常にウォッチしておく必要はありますが、高配当株としてJTは買いと判断しています。

 

特に、配当利回り6%以上の驚異的な高さと、減配しない累進配当を15年以上継続している事実が、非常に魅力的です。

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

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