※本記事は、2020年版に更新しました。下記ご参照ください。
積水ハウスの2019年1月期本決算の発表がありましたので、2019年版の内容に更新しました。
1928積水ハウスは、高配当株の一つで、私も現在保有しています。
本ブログの記事に掲載した、高配当株買いの4つの基準に照らして、積水ハウスを検討します。
基準1.配当利回りが3%以上(税引前)
積水ハウスの予想配当利回りは約4.6%であり、余裕で基準1はクリアです。
基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)
積水ハウスの配当金の推移
2015年1月期:50円
2016年1月期:54円(前年比8%増)
2017年1月期:64円(前年比19%増)
2018年1月期:77円(前年比20%増)
2019年1月期:79円(前年比3%増)
2020年1月期予想:81円(前年比3%増)
積水ハウスは毎年のように増配しており、増配傾向が続いています。基準2もクリアです。
積水ハウス経営陣の株主還元・配当への意識は非常に高く、積水ハウスの増配傾向は続くと推定されます。
基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること
積水ハウスは、売上高2兆円以上、時価総額1兆2千億円以上、日経平均225銘柄の一つの超大企業であり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。
基準4.業績が好調または堅調であること
積水ハウスは、テレビCMでもご存じの通り、戸建住宅のトップブランドであり、賃貸住宅・マンション・リフォーム、都市再開発事業なども行っています。
また、海外にも積極的に進出中です。
リフォームは受注好調、戸建住宅・賃貸住宅の受注も回復傾向であるとともに、大阪・梅田の大規模開発事業やホテルなどの都市再開発事業も活況です。
海外事業は、アメリカ・オーストラリア・中国・シンガポールに進出していて、年々拡大を続けています。海外の住宅市場は今後も成長が見込まれ、積水ハウスも重点的に注力中です。
また、AIやIoT・ブロックチェーンを活用した、超スマート社会の実現に向けて、積水ハウス・KDDI・日立の3社で事業提携を進めるなど、最新のテクノロジーに関する取り組みも、積極的に推進しています。
IoTを活用して、「家が健康をつくりだす」という、新しいコンセプトの ”プラットフォームハウス” 事業も開始しました。
業績の数字は、拡大傾向を続けていて、2020年1月期は、過去最高益を目指す計画です。
おおむね業績は堅調であり、配当を維持できなくなるほど大きく悪化することはないと考えています。
結 論
以上を総合的に考慮し、高配当株として、積水ハウスは買いと判断しています。
特に、4.5%を超える非常に高い配当利回りと、積水ハウス経営陣の増配・株主還元への取り組み姿勢が魅力的です。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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