6616トレックス・セミコンダクター(値上がり期待株)~パワー半導体で高成長~

パワー半導体

6616トレックス・セミコンダクターは、値上がり期待株の一つで、私も現在保有しています。

 

本ブログの記事で書いたマイルールの、値上がり期待株買いの3つの基準に照らして、トレックス・セミコンダクターを検討します。

値上がり期待株、3つの買いの基準
配当は少ないか、またはゼロであるが、成長途上の会社であって、株価の値上がりが期待できる株(売買益、キャピタルゲインを狙う株)を、私は値上がり期待株と呼んでいます。 私は、以下の基準に該当する値上がり株を購入しています。...

 

基準A.業績が好調で成長していること

=原則として、売上高は前年比10%以上、営業利益は前年比15%以上の伸びを2年以上継続していること

 

トレックス・セミコンダクターの業績推移 単位:百万円、( )は前年比

2020年3月期:売上高21,500  営業利益678

2021年3月期:売上高23,712(10%増) 営業利益1,209(78%増)

2022年3月期予想:売上高28,500(20%増)   営業利益2,500(2.1倍

 

売上高も営業利益も順調に伸びています。特に、直近の業績の伸びはスゴいです。よって、基準Aはクリアです。

 

コロナ禍の厳しい環境の中でも、同社の業績は力強く拡大を続けています。

 

基準B.時価総額が1,000億円以下であること(できれば300億円以下が望ましい)

トレックス・セミコンダクターの時価総額は、約310億円です。

 

時価総額310億円程度とまだ小さく、時価総額の点からも、今後の成長余地が大きいです。よって、基準Bもクリアです。

基準C.今後も成長が継続する理由について、何らかのストーリーが描けること

トレックス・セミコンダクターは、半導体の開発・設計・製造・販売を行っています。

 

半導体には、メモリ、マイコン、電源IC、システムLSI、アンプ、ディスクリートなどがありますが、トレックス・セミコンダクターの主力製品は、電源ICとディスクリートです。

 

電源ICとは、電子機器の動作に必要な電圧を制御する半導体です。電源ICは、人間でいえば心臓に該当するもので、電気を必要とする機器には全て電源ICが使われています。

電源IC

電源IC製品(指先に乗るほどの小型化・軽量化)

出所:トレックス・セミコンダクターHP

 

トレックス・セミコンダクターの電源IC製品は、デジタルカメラやゲーム機、ウェアラブル機器、スマートフォンやパソコンなどのポータブル機器から、カーナビや速度メーター、パワーウインドウ、バックモニターカメラのような車載機器や、監視カメラや産業ロボットなどの産業機器に至るまで、私たちが生活する上で必要とする身近な電子機器に採用されています。小型・軽量・省電力が強みです。

 

ディスクリートとは、電力の変換や制御をする半導体で、特に高い電圧や大きな電流を扱うパワー半導体は、自動車の電装化・電気自動車(EV)の普及拡大により、需要拡大が見込まれています。

 

トレックス・セミコンダクターは、グループで以下のような役割分担をしています。

トレックス本体:電源ICの開発・ファブレス形態

フェニテック(100%子会社):ディスクリート(ダイオード、トランジスタなど)の製造・ファウンドリー形態

 

※ファブレスとは、製造工場を持たず、製品の企画開発・設計を自社で行い、製品の製造工程については外部の会社に外注する形態。ファブレス経営ではアップルが有名。

 

※ファウンドリーとは、外部の会社から、ある製品の製造業務を請け負って受託し、自社の工場で製造する形態。

 

⇒トレックス・セミコンダクターは、トレックス本体でのファブレスと、子会社フェニテックでのファウンドリーのそれぞれの利点を組み合わせて相互補完し、シナジー効果を発揮できる点が強みとなっています。

 

半導体は、スマホやパソコンはもちろん、世界的な流れである5G、IoT、自動運転、EV(電気自動車)など、あらゆる電気製品に欠かせない必須の部品です。

 

そのため、現状では、世界的に半導体不足の状況に陥っており、半導体への需要は当面続くと想定されます。

 

トレックス・セミコンダクターは、他メーカーとの協業も進めており、日本ガイシなど全個体電池メーカーとの協業推進や、酸化ガリウムを使用した次世代パワー半導体の開発で世界をリードするノベルクリスタルテクノロジー社との協業・資本提携を行っています。

 

酸化ガリウムは、現在半導体に広く使用されているシリコンよりも、理論的性能が圧倒的に高く、様々な分野での活用が期待されている、夢の次世代半導体です。

 

トレックス・セミコンダクターは、これらの自社の強みを活かした高付加価値製品を開発販売していること、世界的に旺盛な半導体需要が見込まれることなどから、大きな利益成長が期待できると考えています。

結 論

以上を総合的に考慮し、値上がり期待株として、トレックス・セミコンダクターは買いと判断しています。

 

特に、電源ICという長年のしっかりした基盤を持っていることに加えて、酸化ガリウムのパワー半導体で大化けも期待できること、そして時価総額がまだ小さいので、今後の株価上昇余地が非常に大きい点が魅力的です。

 

トレックス・セミコンダクターの時価総額が小さい今のうちに買っておこうと考えています。

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

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