こんにちは。今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウです。
6095メドピア(マザーズ上場)は、値上がり期待株の一つで、私も現在保有しています。
本ブログの記事に掲載した、値上がり期待株買いの3つの基準に照らして、メドピアを検討します。

=原則として、売上高は前年比10%以上、営業利益は前年比15%以上の伸びを2年以上継続していること
メドピアの業績推移 単位:百万円、( )は前年比
2017年9月期:売上高1,559 営業利益82
2018年9月期:売上高2,199(41%増) 営業利益367(4.5倍)
2019年9月期予想:売上高3,200(45%増) 営業利益540(47%増)
売上高の伸びも営業利益の伸びも、すごい勢いで伸びています。儲かっています。
よって、基準Aはクリアです。
メドピアの時価総額は、約150億円です。まだまだ小型で、時価総額の点からは成長余地が非常に大きいです。よって、基準Bもクリアです。
メドピアは、ドクタープラットフォーム事業とヘルスケアソリューション事業を2本柱にして、事業展開しています。なお、メドピアの創業社長は、お医者さんです。
ドクタープラットフォーム事業:
医師専用の情報コミュニティサイトの運営。お医者さんしか会員になれません。日本国内の医師の約3人に1人が会員。完全無料。医薬品や病状に関する知識・経験、医師自身のキャリア・転職など、医師同士でさまざまな情報共有が行えます。
メドピアは、このサイトに広告を出す製薬会社や医療機器メーカー、人材紹介会社などから広告料を受取ります。
今後、薬剤師向けサイトも立ち上げる予定です。
ヘルスケアソリューション事業:
チャットやTV電話で医師に相談できる、オンライン医療相談サービス。内科の他、小児科・産婦人科・精神科・眼科・外科などの医師が実名で回答。月額540円で、自身だけでなく、家族の医療相談も可能。厚生労働省が推進する国策である遠隔診療の研究開発も進めています。
また、企業向けのオンライン産業医サービスも提供しています。
その他、業務資本提携しているスギ薬局(店舗数1,000店以上、年間来店者数2億人以上)の顧客ビッグデータを活用したプラットフォーム事業の開始を、2018年11月に発表しています。
ドクタープラットフォーム事業の売上高は、前年比1.4倍、ヘルスケアソリューション事業の売上高も前年比1.4倍と、巨大な医療市場において、順調に成長しています。
上記2つの事業に新規事業を加えて拡大していくことで、2020年度に時価総額500億円超を目指す(現在の時価総額は150億円)ことを、メドピアは宣言しています。
なお、医療従事者向け情報サイトの運営というくくりでは、業界の巨人、エムスリー(時価総額1兆円)が存在しています。
しかし、エムスリーは製薬会社からの情報提供がメインで、メドピアはSNS型の医師の情報共有がメインという位置付けで、緩やかな住み分けができています。
それは、エムスリーという強力な先行者がいる市場で、メドピアがここまで伸びてきたという点からも実証されていると思います。
以上を総合的に考慮し、値上がり期待株として、メドピアは買いと判断しています。
特に、2つの事業が両方とも成長・拡大が継続していて、かつ時価総額が小さいため、今後の株価上昇余地が非常に大きい点が魅力的です。
経営陣自ら、2020年度に時価総額500億円(現在の3.3倍)を目指す、と宣言しているところも、頼もしく感じます。
現在のメドピアの時価総額約150億円が10倍になっても、時価総額1,500億円です。どこまで大きくなるか、今から楽しみでワクワクしています。



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