「はっしゃん式 成長株集中投資で3億円」
著者:はっしゃん
を読みました。
※本記事はPR広告を含みます。
著者のはっしゃんさんは、個人投資家の方で、現在はyoutubeにて、投資家Vtuberとしても活躍されています。
今はもう退職していますが、もともとエンジニアとして会社勤めをしていた経歴を活かして、投資ブログや、投資に必要な月次情報・理論株価サイトの構築など、独自の株式投資法によって、3億円超の資産を達成されました。
私は、はっしゃんさんのツイッター(@trader_hashang)をよく参考にさせて頂いていたので、この本が出るのを非常に楽しみにしていました。
この本は、その期待に大いに応えてくれる内容であり、はっしゃんさんの「成長株×集中投資」のやり方について、初心者でも、サラリーマンをしながらでも、行うことができるように、分かりやすく説明されています。
以下は、本書の章立てです。
第1章:10倍株候補を見逃さない「四季報速読」
第2章:業績変化を先取りする「月次情報」
第3章:「決算書」は1ページ目だけでOK
第4章:「理論株価」で未来の企業価値を測る
第5章:テンバガーの選び方と「利大損小サイクル」
付録1:四季報速読でわかる社会のトレンド
付録2:月次情報公開企業の業界分析
⇒まず、「四季報速読」のやり方が、非常に参考になります!
四季報の読み方ではなく、”速読“の方法です。
四季報に掲載されている約4,000社の企業の中から、将来のテンバガー(株価10倍になる株)になる可能性がある企業をピックアップするやり方について、分かりやすく学べます。
はっしゃんさんのピックアップ基準は明確なので、初心者でも、比較的簡単にマネができる良い方法だと思います。
⇒はっしゃんさんと言えば、「月次情報」と「理論株価」!
両方とも、はっしゃんさんのサイト kabuka.biz から見ることができます。
上場企業の中には、小売業などを中心に、毎月の売上高・客単価などを発表している企業があります。これが月次情報と呼ばれるもので、上記のサイトでは、業種別に月次情報がまとめられていて、非常に便利です。
この本では、月次情報のポイントや使い方について、解説されています。
理論株価は、本来あるべき理論上の株価のことで、はっしゃん式の独自の理論株価は、1株当り利益や1株当り純資産・ROAなど、資産価値と事業価値を組み合わせて算出します。
これだけ聞くと難しそうですが、上記のはっしゃんさんのサイトで、簡単に理論株価を計算できるツールが提供されています。
この理論株価と現在の市場株価を比較すれば、株の買い時・タイミングを判断する目安になります。
例えば、その企業の算出された理論株価が1,000円で、現在の市場株価が800円だったとすれば、買いのチャンスというわけです。
⇒この本を読んで、私が最も感銘を受けたのは、「集中シフト投資法」です!
集中シフト投資法は、分散投資と集中投資のハイブリッド投資法のことになります。
簡単に言うと、最初は多くの会社の株式を買って(多数の銘柄に分散投資)、その後、業績などをウオッチしながら、買った株式のうち、業績の悪い銘柄は売却。
その売却資金を使って、残っている銘柄(=最初に買った株式のうち、業績好調な増収増益の企業)を買うことによって、少しずつ好業績の成長株数銘柄だけに絞っていく・シフトしていく(=結果的に、好業績の成長企業だけが残るため、テンバガー候補に集中投資することになる)というやり方です。
これなら、自分にもできそうな気がして、書いてるだけでワクワクしてきます!
はっしゃんさんは、集中シフト投資法のことを、攻めの分散投資とも呼んでいます。とても理にかなった方法だと思います。
集中シフト投資法の詳しい内容は、ぜひ本書を読んでみてください。
⇒上記の本書の目次を見ると、付録が付いています。
付録1:四季報速読でわかる社会のトレンド
付録2:月次情報公開企業の業界分析
2つとも、付録とは思えないほどの充実ぶりで、この点も嬉しいです。
本書を読み終わって思ったのは、はっしゃんさんが3億円を達成した、本書で紹介されている投資法は、非常に再現性が高いのではないかということです。
私も、特に集中シフト投資法を実践して、複数のテンバガー銘柄を、ぜひゲットしたいと思います。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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