現在の受取り配当金を捨てて、米国グロース株に乗り換えるのは合理的なのか!?

スポンサーリンク

配当金の象徴

 

最近、アメリカの株式市場が好調なので、米国株、特にハイテクグロース株への評価が高まっています。

 

高配当株よりグロース株、それも米国株でしょ、という世間の風潮・流れもあります。

しかし、高配当株メインの私は、あまりピンと来ません。その流れには、あまり惹かれないんです。

 

何故ピンと来ないんだろう?

その理由を考えることで、投資手法への自分の姿勢が明確になるかもしれない。今回は、そんなきっかけで書いてみました。

 

なお、私はブログにも書いていますように、高配当株に加えて、グロース株(値上がり期待株)への投資も行っています。

本件記事は、投資手法に対する一つの考え方を述べているものであって、特定の投資手法の優劣判定や推奨をするものではありません。

 

スポンサーリンク

投資手法を変える気にならない最大の理由

私が、高配当株メインの投資手法を変更する気にならない最大の理由は、既に配当金を受け取っている状態だからです。

 

ブログで毎月末の配当資産の状況について書いていますが、私は現在保有している高配当株から、平均して1か月当たり10万円以上の配当金を受け取っています。

配当資産の状況 2020年8月末
8月は、日米の株式市場の上昇、そして何と言っても、安部首相の辞任が大きなサプライズでした。安部首相、本当にお疲れ様でした。私は、アベノミクスのおかげで、人生が変わったと言っても全く過言ではありません。感謝しても感謝しきれません今後は、まずは...

 

給料以外に月10万円が入ってくる状態は、かなりありがたく、家計的にも再投資にも助かります。

 

この配当金受取りの状態をリセットして、保有中の高配当株を全て売却し(=配当金はゼロになる)、米国グロース株への投資に乗り換える気になるでしょうか?

 

いくら米国株が好調とは言え、私は全くそんな気にはなりません。

 

そりゃ月10万円の配当金をもらってたら、乗り換える気にならないのは当たり前だろ、と突っ込みが入りそうです。

 

しかし、ここで改めて思ったのは、配当金をいくらもらっているかに関わらず、米国グロース株への投資が論理的に正しいと自分が納得しているのであれば、乗り換える気になるだろうということです。

つまり、自分は心の底からは納得していないんだなと分かりました。

 

そして、納得してない理由を考えてみると、やっぱり「安定性」だと思います。

スポンサーリンク

インカムゲイン(配当金)の相対的な安定性

①米国グロース株などキャピタルゲイン狙いの投資

⇒大きな値上がり益を得られるチャンスがある。

⇒一方、将来バブル崩壊や○○ショックが起きるタイミング次第では、投資したキャッシュの回収ができなくなる恐れがある。

 

②高配当株のインカムゲインの投資

⇒投資した直後から、すぐに配当金としてキャッシュの回収が始まる。将来の増配で配当金の積み上げも期待できる。

⇒もちろん、減配のリスクはあるが、超大型の高配当株は、少し減配したとしても、いきなり無配になる可能性は低い。

 

上記の①②を比較して、どちらを選択するか。これは、人によっていろいろな考え方・選択があり得ると思います。

①を選ぶ人もいるし、②を選ぶ人もいるし、①②の両方の人もいるでしょう。

 

私の場合は、最終的にキャッシュフローを回収するという観点から見て、②の方が、比較的①より確実性があり、安定性が高いと考えるので、②の方を優先的にメインとして選択します。

 

今後も、高配当株への投資をコツコツと継続し、受取り配当金を少しずつ積み上げて、安定的な収益増加を狙っていきたいと思います。

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

ショウのTwitterアカウント

 

★★★おすすめ記事★★★

●「高配当株投資」についての超実践マニュアル!

「高配当株投資」超実践マニュアル ~【新NISA対応改訂版】~|ショウ
※2024年からスタートした、非課税期間が無期限の「新NISA」にも対応するバージョンに改訂しました。 こんにちは、ショウです。 株式からの配当金で生活できるようになる “配当生活“ を目指して、「Road to 配当生活」というブログを書...

●減配しない「累進配当」を長年継続している素敵な企業たち

【2022年版】累進配当ブラザーズ!~減配しない累進配当を継続する素敵な企業たち~
※本記事は、2023年版に更新しました。下記【2023年版】をご参照ください。2022年3月期本決算会社の決算発表が終わりましたので、累進配当ブラザーズを2022年版に更新しました。2022年版では、累進配当ブラザーズに新たに2社が仲間入り...

●1株から投資できて、いつものLINEから使える便利な投資サービス

LINE証券~いつものLINEで株式1株から買える!~
※2023年6月12日、LINE証券は、株取引などの主力サービスを野村証券に移管すると発表しましたので、ご注意ください。株式投資をするには、何はともあれ、証券会社に自分の証券口座を開設する手続きが必要です。この株式投資に使う証券会社をどこに...

●配当金があれば、生涯年収もグングン増える!

配当金で生涯年収が大幅アップ!~給料が増えなくても、高配当株でカバーできる~
サラリーマンの生涯年収(※)は、平均で約2億円~3億円弱と言われています。※就職してから定年までの間に稼ぐ給料(ボーナスを含む)の総合計額この生涯年収を、配当金によって、大幅にアップさせることが可能です。配当金には強い味方が存在するからです...

●日経マネーなど投資雑誌にかかるお金を賢く節約する方法

投資・ビジネス系の雑誌代が節約できる方法
配当生活(配当金生活)を達成するためには、投資用元本が必要になります。この投資用元本を確保するにあたって、貯蓄とともに大きな柱となるのが節約です。「節約の効果は、投資でお金を増やすのと同じ」ですから。今回は、投資情報を収集するのに便利な、投...
記事が参考になりましたら、↓↓↓応援クリック↓↓↓して頂けたら嬉しいです!
記事が参考になりましたら、↓↓↓応援クリック↓↓↓して頂けたら嬉しいです!
スポンサーリンク
配当生活考
スポンサーリンク
ショウをフォローする
スポンサーリンク

コメント