株式市場は、歴史的に、上がったり下がったりを繰り返していますが、長期的に見ると、株価は右肩上がりで上昇していきます。
つまり、株価が下落した時に買えば、その後、株価が上昇した時に、大きな利益をつかむことができます。
これは、当たり前で自明のことですが、とても重要で有効です。
そして、これは、多くの人が頭では分かっているのにできないことでもあります。
株式市場が急激なスピードで毎日下がっているのを見ると、恐怖を感じて、買いボタンが押せなくなります。人間は感情の生き物ですから。
それでは、どうすれば暴落時に勇気をもって買い向かうことができるのか。今回は、その点について考えてみたいと思います。
暴落時に買い向かえるようになるための要素
1.暴落の経験
頭の中の知識としてだけではなく、実際の自分の体験・実感として知っていることは、非常に重要なメリットになります。
新型コロナウイルスの影響で、2020年3月に日経平均は暴落して、16,300円の安値を付けました。しかし、2020年9月現在で23,400円まで回復し、半年で43%も上昇しました。
このことを経験した人、そして忘れずに覚えている人は、次回の暴落時には恐れずに買い向かうことができます。経験は大きな力になります。
2008年のリーマンショック時の暴落とその後の株価回復を経験した人は、コロナショックでも冷静に適切な対応をできた人が多いようです。
皆さんも私も、今回のコロナショックで貴重な経験ができたわけですから、これを今後5年・10年と忘れずにしっかり覚えておきましょう!
ある意味、宝物的な貴重な経験です。人間は、忘れやすい生き物でもありますが、自分なりの記録やメモをきちんと残すなど、工夫して絶対に忘れないようにして下さい。
そうすれば、次回の株式市場暴落時には、大儲けすることができるはずです。
2.大型の高配当株の倒産リスクはほとんど無い
私は、マイルールで定めた、高配当株買いの4つの基準の一つとして、「倒産リスクがほぼ無いと考えられること」を挙げています。
株式市場の暴落時には、株価が毎日毎日どんどん下がっていき、倒産の恐怖におそわれます。
暴落最初の頃はまだいいのですが、株価下落の期間が長くなってくると、このまま企業が倒産して自分の投資したお金がなくなってしまうのでは、という気持ちになってきます。
こんな時は、私はもう一度、投資先の高配当株企業について、考えてみることにしています。
三菱商事や三井住友銀行・NTTなどが、倒産する状況だと自分は本当に思うのか、そんな状況は日本が内戦とか革命とかにならないと起きないことではないか。
そう考えてみると、あぁ、こんな優良大企業の倒産リスクを考える必要はまだまだ無いなあと落ち着きます。
そして、冷静な頭で、この暴落状況下で投資先をどうするか検討することができるようになります。
まとめ
暴落時に買い向かうことで、その後の株価上昇時に大きなリターンを得る。
これができる人とできない人の差は何かと言うと、それは「暴落の経験の差」が非常に大きな影響を与えます。
今回のコロナショックで、みんな貴重な暴落経験をしましたので、まずはこれを忘れずに覚えておきましょう。
それ以前のチャイナショック、Brexitショック、リーマンショックなどの暴落の記憶がある方は、それも大事に持っておいてください。
そして次回の暴落時には買い向かうことを実践して、みんなで、人生を変えるような大きな利益をゲットしましょう!
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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