6471日本精工は、高配当株の一つです。私は現在保有していませんが、監視銘柄としてチェックしています。
本ブログの記事に掲載した、高配当株買いの4つの基準に照らして、日本精工を検討します。
基準1.配当利回りが3%以上(税引前)
日本精工の予想配当利回りは約3.8%であり、基準1はクリアです。
基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)
日本精工の配当金の推移
2015年3月期:28円
2016年3月期:34円(前年比21%増)
2017年3月期:38円(前年比12%増)
2018年3月期:40円(前年比5%増)
2019年3月期予想:40円(前年と同じ)
日本精工は、増配傾向を継続していることから、基準2もクリアです。
基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること
日本精工は、売上高1兆円以上、時価総額約5,800億円、日経平均225銘柄の一つであり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。
基準4.業績が好調または堅調であること
日本精工は、ベアリングを製造販売する事業を行っています。
ベアリング(軸受け)は、回転体の軸を支える機械部品のことで、摩擦によるエネルギーロスを減らす重要な役割を担っています。
回転体とは、例えば、車輪、歯車、タービンなどで、これらが使用される機械においては、ベアリングは欠かすことのできない重要な部品となっています。
日本精工のベアリングは、工作機械、建設機械、鉄鋼製造設備、半導体設備、ロボット、自動車、鉄道、航空機、医療機器、家電製品など、実にさまざまな機械に使われています。
また、日本精工は早くから積極的に海外に進出しており、ヨーロッパ・アメリカ・アジアに100か所以上の拠点を構えています。
日本精工のベアリングは、国内シェアNo.1であり、世界シェアで見ても第3位と、国内外から高い評価を受けています。
業績の数字には、年により多少のアップダウンがありますが、おおむね業績は堅調であり、配当を維持できなくなるほど大きく悪化することはないと考えています。
結 論
以上を総合的に考慮し、高配当株として、日本精工は買いと判断しています。
特に、約3.8%の高い配当利回りと、市場に占める高シェアによる安定した需要が魅力的です。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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