入金力を上げる6つの方法~配当生活・FIREへの近道~

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入金力

 

配当生活・FIRE達成に向けて、日々の投資活動をしています。

 

目指す経済的自由を得るためには、投資用の元本(=収入のうち投資に回せるお金の額)が大きければ大きいほど有利であり、達成までの時間も早くなります。

 

上記は自明のことではありますが、この投資用のお金を用意する力である入金力の重要性を意識しているかどうか、常に意識して行動しているかどうかによって、後で大きな差となって現れます。

 

それでは、入金力を高めるにはどうすれば良いでしょうか。

今回は、その方法を考えてみました。

 

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入金力の投資成果への影響

入金力の違いは、投資成果にどのくらいの影響を与えるのでしょうか。

 

例えば、株式投資の期待利回りを年6%(過去データに基づく平均的な数値)とした場合、下記の入金額で毎月積み立て投資をすると、将来はこうなります。年6%の複利で増えていく計算です。

 

毎月1万円を投資:10年後167万円、20年後467万円、30年後1,005万円

毎月3万円を投資:10年後502万円、20年後1,403万円、30年後3,016万円

毎月5万円を投資:10年後838万円、20年後2,339万円、30年後5,028万円

毎月10万円を投資:10年後1,676万円、20年後4,679万円、30年後1億円

 

投資利回りが同じであれば、投資成果は単純に入金力に比例します。

入金力が1万円から入金力5万円と5倍になれば、投資成果も5倍になります。

 

比率で見ても大きな差ですが、上記試算ケースの絶対額で見ても、例えば入金力1万円と5万円では、30年後の差は4,000万円も違ってきます。

 

ですので、当然のことのように思えますが、入金力は多ければ多いほど有利であり、できるだけ意識的に入金力を上げる努力をすることが、配当生活・FIREへの近道です。

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入金力を上げる方法

入金力を上げる=お金を確保するには、以下のどれかを実行するしかありません。

 

1.収入を増やす

2.支出を減らす

3.投資で増やす

 

上記3つの観点から、それぞれ具体的にどのような方法があるか、見ていきたいと思います

 

1.収入を増やす

①本業

本業、すなわちサラリーマンであれば自分の仕事を一生懸命に頑張って、仕事の成果を上げて会社からの評価を高め、昇給する・ボーナスを上げる・出世する、という方法です。

 

②副業

本業以外のアルバイト、インターネットでの物品販売、ブログやSNSでの広告・アフィリエイト、動画編集やライターなど自分のスキルを販売する、などで稼ぐ方法です。

 

③転職

今の会社の給料よりも高い給料をもらえる会社に転職するという方法です。

 

2.支出を減らす

④節約

節約、特に固定費の削減を行って、浮いたお金を投資に回す方法です。

固定費の削減については、下記記事もご参照ください。

節約の効果は、投資でお金を増やすのと同じ~おすすめの節約方法は固定費の削減~
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3.投資で増やす

投資用のお金を投資で増やすとは、意味わからんと言われそうですが、ここで入金力を上げた後に投資する対象は、高配当株やインデックス投資信託です。

ですので、高配当株・インデックス投資信託を買うためのお金を、別の対象への投資で稼ぐという意味になります。

 

⑤キャピタルゲイン狙いの投資

グロース株(値上がり期待株)に対して、キャピタルゲイン(株式の売却益)を狙って投資する方法です。これで稼いだお金を高配当株・インデックス投資へ回します。

 

⑥配当金の再投資

保有している株式からの配当金を再投資して、高配当株・インデックス投資へ回します。

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入金力を上げる方法の中からオススメを選ぶなら

入金力を上げる方法として、上記①~⑥の6つの方法を挙げましたが、まずやるべきは①本業への注力になります。収入に占める割合が一番大きいのが、①本業だからです。

やはり、本業からの収入がアップすると、入金力の向上に直結します。

 

①本業を基本として、それ以外の中からオススメを選ぶなら、④節約と⑥配当金の再投資が良いかと思います。

 

この④と⑥は、相対的にリスクが低めかつ達成が比較的簡単であり、自分でコントロールできる部分が大きいため、取り組むのに適しています。

 

ただ、入金力アップを目指すにあたっては、自分の時間・労力や健康が許す限り、上記①~⑥の全ての方法をやればいいと考えています。

 

重要なのは、「自分の時間・労力や健康が許す限り」という点です。

 

上記①本業②副業③転職などへの注力は、うまく行けばよいですが、失敗すると、自分の時間や労力、健康も失いかねないリスクがあります。自分の努力以外にも、運や上司との相性・事業環境にも左右されるからです。

 

得られるリターンの可能性と「自分の時間・労力や健康が許す限り」という観点のバランスを考えて、どこにどれだけ自分のエネルギーを注ぐか、検討してみてください。

 

頑張ったけど無駄だった、年数だけ経ってしまった、という事態は、できるだけ避けたいところです。

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狙いたい目標

入金力を上げて投資活動を行っていく中で、狙っていきたい第一目標は、毎月3万円の入金力です。

 

毎月3万円を投資する家計のイメージは、例えば以下のような感じになります。

 

【独身の場合】※単位:万円

●収入合計→手取り月額20

年収:300(月額給料20、ボーナス1.5か月分×夏冬2回=60)

手取り年額:240 所得税・住民税・社会保険料等の差し引き後

手取り月額:20

 

●支出合計→月額20

住居費:7

水道光熱費:1.5 電気・ガス・水道

通信費:0.5 スマホ

食費:4

その他:2

貯金:2

入金力(投資用):3

 

【4人家族(夫婦子供2人)の場合】

●収入合計→手取り月額33.3

年収:世帯計500、夫400(月額給料27、ボーナス1.5か月分×夏冬2回=81)、妻パート100(月8)

手取り年額:世帯計400 所得税・住民税・社会保険料等の差し引き後

手取り月額:33.3

 

●支出合計→月額33.3

住居費:11

水道光熱費:2.3  電気・ガス・水道

通信費:2 スマホ

食費:8

その他:5

貯金:2

入金力(投資用):3

 

⇒上記の家計はあくまでもイメージであって、実際は、個人や家族構成での差、大都市や地方のエリアによる生活費の差があります。

 

上記の家計では、毎月3万円の入金力を維持するには相応の努力が必要です。現実には、出費が多い月は、投資用の入金を減らして対応することになると考えられます。

逆に、上記家計よりも年収が高い場合は、余裕をもって、毎月3万円を投資に回すことができるかもしれません。

 

⇒これらは、①本業と④節約による家計のイメージですが、これに加えて、②副業 ③転職 ⑥配当金の再投資などを組み合わせていくことで、入金力アップを狙います。

 

⇒入金力が月3万円に足りない場合でも、まずは入金力の目標を毎月いくらにするか自分で決めて、それが達成できたら、徐々に目標金額を上げて、入金力を高めていきます。

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入金力をカバーする方法

実は、入金力が足りない場合であっても、それを補ってカバーしてくれる方法があります。

 

1.投資期間を長くする

複利の効果は、投資期間が長くなればなるほど、加速度的に増えていきます。

つまり、投資金額が少なくても、投資期間を長く取れば、大きな成果を得ることができます。

 

ここで、上記で書いた数値を再掲します。

―――――――――――――

毎月1万円を投資:10年後167万円、20年後467万円、30年後1,005万円

毎月3万円を投資:10年後502万円、20年後1,403万円、30年後3,016万円

―――――――――――――

 

例えば、目標金額が500万円なら、月3万円の投資であれば10年で到達します。

しかし、いろんな事情で3分の1の月1万円しか実際は入金力がないという場合であっても、投資期間を長くして21年投資することができれば、目標金額500万円に到達します。

 

そして、投資期間を長くするというのは、できるだけ若いうちに、早めに投資をスタートさせることを意味します。

 

早めに投資すればするほど、長い投資期間が取れます。早期の投資スタートが重要です。

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まとめ

入金力は、大きければ大きいほど、投資にとって有利です。

 

今回は、その入金力を上げる6つの方法と、入金力をカバーする2つの方法を検討してみました。

 

そして、ここで重要なポイントは、実際に入金力を上げるための行動をする、現実に動いてみる、ということです。

 

自分がやりやすい方法からで良いので、行動を開始することが非常に大切です。

 

頑張って、少しずつ入金力を上げていきましょう!

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

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