昨年末の発売以来、投資家の間で超話題の本、
「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」著者:cis(しす)
を読みました。
※本記事はPR広告を含みます。
cisさんは、凄腕のカリスマ専業トレーダーで、これまでに投資で、なんと230億円!を稼いだ人です。
そんなスゴイ人が書いた、投資についての考え方や、自身の過去のエピソードなどが満載の本で、非常に興味深い内容になっています。
控え目に言っても、めちゃくちゃ面白いです。読み始めたら止められなくなって、一気に最後まで読んでしまいました。
cisさんは専業トレーダーで短期投資がメインなのですが、高配当株かつ長期投資がメインの私でも、参考になる話がいろいろありました。
私は、できるだけ早く、配当生活を達成するために、
値上がり期待株:高配当株=6:4の比率で投資する戦略を取っています。
特に、この値上がり期待株でキャピタルゲインを狙うときの取引に関して、cisさんの考え方を参考にしたい点、印象に残る点がいくつもありました。
以下、この本からの引用です。
・僕の場合、利益になる取引は3割くらいしかない。残りのほとんどがトントンかちょい負け。けれども、時々10倍や20倍の金額を勝つことがあるから、勝率は低くともトータルではプラスになる。
・結論から言えば、ナンピンは最悪の買い方だと思っている。場合によっては一撃で死亡してしまうから。
・株でいちばん大切なのは迅速な損切り。失敗から逃げてはダメで、失敗は当然としていかに最小にとどめるか。
・重要なのは、損をしないことではなく、大きな損をしないこと。大ケガだけはしないようにする、という方針で僕は今の資産を築いた。
――――――引用終わり――――――
この本を読んで、改めて損切りの重要性を認識しました。
株式トレードでは、cisさんほどの人でも、勝率は3割程度しかない。それでも、複数回の取引を合計すれば、利益額が損失額を上回る。
そのためには、損切りが何よりも重要という点は、非常に共感できました。
上記の他にも、この本では、
“上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる”、 “リスクヘッジは無駄“、 ”勝つためには、行動を起こす早さも問われる“
などなど、投資に役立つ話が多いです。
また、cisさんの自伝的な部分では、ゲームへの熱中、中学生の時からのお金儲け、1億円持ってると明かして掲示板で彼女を募集した話、1日で6億円の敗北、ポーカーやブラックジャックで勝つ方法など、
読み物としても投資本としても、すごく面白いです。
株式市場、資本主義経済、バンザイ!
そう思える本です。良かったら、皆さんも読んでみてください。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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