【2020年版】5108ブリヂストン(高配当株)~タイヤで世界首位・底堅い需要で抜群の安定感~

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配当金の象徴

ブリヂストンの2019年12月期本決算の発表が行われましたので、2020年版の内容に更新しました。

 

5108ブリヂストンは、高配当株の一つで、私も現在保有を継続しています。

※その後、2020年8月7日に、ブリヂストンは減配を発表したので、同社の株式については、売却する方針に変更しました。

 

ちなみに、ブリヂストンという社名は、創業者の石橋さんの名前が由来になっているそうです。石橋を英語にすると、石=ストーン、橋=ブリッヂですが、これを逆さにして、ブリヂストンとしたとのことです。

 

本ブログの記事に掲載した、高配当株買いの4つの基準に照らして、ブリヂストンを検討します。

高配当株、4つの買いの基準
高配当株と一口に言っても色々ありますが、私は以下の基準に該当する高配当株に投資し購入しています。★高配当株、買いの基準1.配当利回りが3%以上(税引前)2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)3...

 

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基準1.配当利回りが3%以上(税引前)

ブリヂストンの2020年12月期の予想配当利回りは約5.1%であるため、基準1はクリアです。

コロナショックによる株価下落で、なんと、あの優良企業の代表とも言えるブリヂストンの配当利回りが5%を超えています!

 

基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)

ブリヂストンの配当金の推移

2014年12月期:100円

2015年12月期:130円(前年比30%増)

2016年12月期:140円(前年比8%増)

2017年12月期:150円(前年比7%増)

2018年12月期:160円(前年比7%増)

2019年12月期:160円(前年と同額)

2020年12月期予想:160円(前年と同額)

 

ブリヂストンは、増配または少なくとも配当維持の傾向が続いていることから、基準2もクリアです。

 

さらに、ブリヂストンは、2019年に約2,000億円の巨額の自社株買いを実施し、取得した自社株全て(発行済株式総数の約6.8%に相当)について、2020年1月付けで消却しました。

 

自社株を消却すると、発行済株式総数が減少するので、1株当たりの価値(=株価)は上昇します。

 

ブリヂストンの経営陣からは、株主還元意識の高さを非常に感じます。

 

基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること

ブリヂストンは、売上高3兆5千億円以上、時価総額2兆2千億円以上、日経平均225銘柄の一つの超大企業であり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。

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基準4.業績が好調または堅調であること

ブリヂストンは、CMなどでお馴染みの通り、タイヤを製造・販売する事業を行っており、アメリカ・欧州や新興国など世界各国に展開しています。

 

タイヤで世界首位の企業です。ご自分の車や会社の車に、ブリヂストンのタイヤを使っているという方も多いかと思います。

 

タイヤは消耗品で、すり減っていきますので、定期的に必ず交換しなければならない、買い替えなければならないという性質があります。

 

車の使用頻度や乗車距離にもよりますが、約3~5年に一度は、タイヤは買い替える必要があります。

 

そのため、タイヤの需要は、好景気の時はもちろん、不景気であっても底堅いという傾向があります。

 

一般車両だけではなく、建設用や鉱山用の特殊車両、航空機などでも、特別なタイヤや大型タイヤが必要であって、この点でも一定の底堅い需要があります。

 

なお将来的に、今の車が電気自動車(EV)に切り替わっていったとしても、タイヤの必要性は変わりませんので、タイヤの需要がなくなることはありません。

 

業績の数字は、年によりアップダウンはありますが、2020年度は増収増益が予想されています。タイヤの王者ブリヂストンの安定感は、抜群です。

 

おおむね業績は堅調であり、配当を維持できなくなるほど業績が大きく悪化することはないと考えています。

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結 論

以上を総合的に考慮し、高配当株として、ブリヂストンは買いと判断しています。

 

特に、超の高い配当利回りや、タイヤの王者としての安定感、経営陣の株主還元意識の高さが魅力的です。

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

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