7995バルカーは、高配当株の一つで、私も現在保有しています。
本ブログの記事に掲載した、高配当株買いの4つの基準に照らして、バルカーを検討します。
基準1.配当利回りが3%以上(税引前)
バルカーの予想配当利回りは約3.6%であり、基準1はクリアです。
基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)
バルカーの配当金の推移
2015年3月期:55円
2016年3月期:60円(前年比9%増)
2017年3月期:75円(前年比25%増)
2018年3月期:85円(前年比13%増)
2019年3月期予想:95円(前年比12%増)
バルカーは、毎年増配を継続していることから、基準2もクリアです。
配当金の前年比増額の比率も、2桁パーセントを続けていて、立派な数字になっています。
株主還元の方針として、バルカーは、株主還元性向50%を掲げています。
これは、1年間で儲けた利益の50%を、配当金と自社株買いに使用するという方針です。
経営陣の株主還元・配当への意識は非常に高く、バルカーの増配傾向は続くと推定されます。
基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること
バルカーは、売上高約500億円、時価総額約500億円、東証一部上場の大企業であり、倒産リスクは低いと想定されます。
基準4.業績が好調または堅調であること
バルカーは、配管やチューブのつなぎ目から気体・液体が漏れるのを防ぐシール材を製造・販売しています。
具体的には、医療機器、半導体工場、製鉄工場、化学工場、変電所、自動車、船舶、人工衛星、建設機械、などに使用されています。
バルカーの事業には、高度な技術が必要であり、今後も需要が増加していくと見込まれます。また、海外にも積極的に進出していて、アメリカ・中国・台湾・韓国・タイ・ベトナム・シンガポールなどに拠点を置いています。
業績は好調で右肩上がりを継続していて、配当を維持できなくなるほど大きく悪化することはないと考えています。
結 論
以上を総合的に考慮し、高配当株として、バルカーは買いと判断しています。
特に、経営陣の株主還元意識の高さと、高度な技術を背景とする製品需要の底堅さが魅力的です。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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