高配当株の短期的な含み損に負けない、メンタル面での考え方~配当金と株価下落に関して~

考える人

私は、以前から本ブログで書いていますように、高配当株は、減配がない限り、売却しません。基本的には永久保有して、配当金をずーーーっと受け取る投資方針です。

 

一方、株価については、全く無関心というわけではありませんが、特に短期的な値動きについては、あまり気にしていません。

 

高配当株を買ってから、株価が下落して、含み損になる時もありますが、減配しない限り、多少の含み損があっても、長期的に見れば、最終的には配当金を含めて大きな投資利益をゲットできると考えています。

高配当株投資の株価下落リスクは、配当金でカバーできるのか?~JTをモデルに考えてみる~
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もちろん、人間ですから含み損が大きくなってくると、さすがに気になってくる場合もありますが(笑)、短期的な含み損益は、できる限り気にしないようにしてます。上記記事のように、長期的には取り返せるのですから。

 

一番ダメなのは、短期での下げにあたふたして、売るべきでない時に売ってしまうことです。

 

なので、長期的には利益をゲットできることに加えて、以下の3つの考え方を思い出すことによって、これをメンタル面での心の支えにしています。

 

これらの考え方の活用も含めて、配当金目的の投資へのモチベーションを高め、保有する優良な高配当株を手放さないように握力を鍛えることが重要だと考えています。

 

配当金に関する3つの考え方

1.自動的な利益確定

株式の取引は、買いよりも売り(=利益確定)の方が難しいと、よく言われます。これは、経験的にも、確かにそうだと思います。

 

配当金は、この難しい利益確定を、自動的に定期的に行ってくれます。

 

これはどういうことかと言うと、株価の源泉も、配当金の源泉も、企業の業績(企業が稼ぐ利益)に基づいているからです。

 

配当金は、企業が稼いだ利益の一部について、自動的に利益確定して、払い出してくれます。我々は、株式の売り時に迷うことなく、自動で定期的に現金(配当金)を受け取ることが可能です。

 

こんなに便利な機能を果たしてくれている高配当株を手放す気にはなれません!

 

なお、配当金を出すと、そのたびに税金を取られるので税金分不利だから、無配の成長株の方が良いという見解もあります。

 

確かに一理あるのですが、その見解が有効なのは、無配で成長を続ける優良企業の株式を買うことができた場合・選び出すことができた場合、という条件付きです。

 

つまり、第2のAmazonと言えるような無配成長株を見つけ出して、少なくとも10年以上の長期で保有できた場合、という条件なら、配当を出す高配当株より、無配成長株は税金分有利になるという理屈が成り立ちます。

 

しかし、こんな優良な無配成長株を見つけ出すのは、非常に困難です。簡単に見つけられるなら、億万長者になれます。

 

ですので、確実性が相対的に高いと思える、配当を出す高配当株をメインで投資する方法の方を、私は選択しています。

 

2.将来もらうお金よりも、現在受け取るお金(配当金)の価値の方が高い

問題:

①今すぐ100万円をもらう

②1年後に100万円をもらう

⇒①と②のどちらかを選べるとしたら、どちらにしますか?

 

多分ほぼ全ての方が、①の今すぐもらう方を選ぶと思います。

当たり前のような感じがしますが、これは、1年後の100万円よりも現在の100万円の方が価値が高いと判断しているからです。

 

問題を極端にして、②を30年後に100万円もらうという問題にしたら、全員が①を選ぶと思います。

 

高配当株からの配当金を受け取るたびに、私はこのことを思い出して、今受け取るお金の価値、現在価値をかみしめています。

 

一方、キャピタルゲインは株式を売却するまでは、手に入るお金はゼロです。

将来もらえるかどうか分からない、不確実性が高い株価上昇によるキャピタルゲインよりも、今現在受け取ることができる配当金の方を、私は選びます。

 

ちなみに、この現在価値という考え方は、企業をM&Aを行う際に、買収対象企業の価値を算定する方法の一つとしても使われます。

 

その企業が将来稼ぐと想定されるキャッシュの合計額について、現在価値に割り引いて換算したものを企業価値(=買収価格)とする考え方で、DCF法(ディスカウント・キャッシュフロー)と言われるポピュラーな方法です。

3.家賃と配当金の類似性

家賃と言うと、自分が払うケースを思い浮かべがちですが、ここでは、大家さんが受け取る家賃を考えます。

 

この大家さんとして受け取る家賃収入と、投資家として受け取る配当金は、ある意味、よく似ています。

 

家賃も配当金も、所有資産からの不労収入として位置付けられ、定期的に入金されます。

 

高配当株投資と不動産投資を比較した場合、

・配当金≒家賃収入

・高配当株の株価≒不動産(賃貸アパートなどの土地・建物)の時価

になります。

 

この不動産投資のケースで、自分が大家さんだったら、気にする・重視するのは、家賃収入またはアパートの時価、どちらでしょうか。

 

当然どちらも気にはなりますが、毎月の家賃収入が満室でちゃんと振り込まれていたら、アパートの時価の上下について、毎日のように気にすることは少ないでしょう。

アパート自体を売却するのは、少なくとも10年以上後になりますから。

 

そもそも、不動産の日々の時価は明確ではありませんし、簡単に売却もできない。

毎月のキャッシュフローである家賃収入が減らないことが重要であって、毎日毎日、アパートの時価がいくらか考える必要はありません。

 

これは、高配当株にも当てはまります。

株式の場合、日々の株価がいくらか分かってしまうから気になるのですが、本来は、あまり気にする必要はない、配当金が下がらないという方が重要だと思っています。

 

高配当株は、減配しない限り、永久保有する方針だからです。

まとめ

投資元本の値下がりを、短期で気にしてもあまり意味がありません。

 

株価の短期での下げに動揺して、優良な高配当株を売却しないように、メンタル面での心の支えとして、上記のような考え方も活用して、長期的な観点を持って投資を行いたいと考えています。

 

今後の長期的・継続的な高配当株への投資によって、配当生活を実現することができると固く信じて、少々の株価の値下がりには負けない・折れない投資活動を続けていきます!

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

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