田中イチローさん(仮名)の投資人生~その2~

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配当金・投資人生

 

「その1」からの続き。

田中イチローさん(仮名)の投資人生~その1~
今回は、田中イチローさん(仮名)の投資人生について、見てみたいと思います。イチローさんは普通のサラリーマン(今は大学生)ですが、高配当株にコツコツと投資していきます。果たして、その投資人生の結果はどうなったのでしょうか!?※なお、以下のスト...

 

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イチローさん、大学卒業・就職

イチローさんは、頑張って卒業論文を書き上げ、優秀な成績で大学を卒業

就職活動も比較的順調に進み、業界中堅の上場企業グループ会社に就職できました。

 

両親がとても喜んでくれたので、イチローさんも内心すごく嬉しかったです。

 

最初の配属先は東京営業部。

埼玉県の実家から通える場所なので、節約のため、引き続き実家に住ませてもらう予定です。

 

イチローさんの初任給は月額22万円

ここから、所得税・住民税(入社2年目以降にかかる)や、社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料など)を引かれます。

手取り額は月額17万6千円(=支給額の約80%)です。

 

実家暮らしは継続ですが、イチローさんは、もう自分で稼ぐ社会人なので、実家にいくらかお金を入れようと思います。

 

イチローさんの分の食費や電気・ガス・水道代、さらに言えば、料理や洗濯・掃除をしてもらう手間賃なども想定されます。もし一人暮らしなら、本来は家賃もかかります。

 

これらの費用を考慮し、正直不十分かとは思いましたが、月5万円を家に入れたいと両親に話しました。両親の返事は「いくらでもいいよ」でした。

 

[イチローさんの収入と支出の想定]

●月額収入:給料22万円(手取り17万6千円)

※月によって変動しますが、実際は別途残業代もあります。

 

●月額支出:17万6千円

≪内訳≫

・実家に払う生活費(住居費・朝夜の食費・水道光熱費・日用品代など):まとめて5万円

・通信費(スマホ代):0.5万円

・昼食代(1日1千円×20日):2万円

・交際費(飲み代・レジャー費・交通費・デート代・趣味の費用など):3万円

・生命保険料(医療保険):0.3千円

・その他の費用(衣服代・医療費など):1.8万円

・貯金:2万円

・投資:3万円

※大都市圏に住んでいるので、車は購入しません。電車・バス・タクシー(必要な場合はレンタカーも)を使います。

※家族間の生活費の負担には、原則として贈与税がかからないとされていますが、税務上の最終判断はご自身で行ってください。

 

●ボーナス

先輩の話によると、イチローさんの会社では、人事評価に応じて多少の増減はしますが、新卒1年目は年間2か月分、入社2年目以降は夏に給料2か月分・冬2か月分の年間4か月分程度のボーナスがもらえるようです。

 

なので、イチローさんの推定ボーナス=年間で給料4か月分=給料22万円×4か月=88万円(手取り70万4千円

 

なお、イチローさんの年収(給料+ボーナス)は、給料22万円×16か月=年352万円(手取り年282万円)になります。

 

●毎月の投資額

手取りボーナスが年70万4千円ですから、1か月当たり5万8千円。

 

月5万8千円のうち、月1万8千円を何か臨時で必要になった時の予備費として置いておき、残り月4万円を投資にあてます。

 

すると、イチローさんが投資に回せる金額は、給料から月3万円、ボーナスから月4万円の「合計月7万円」になります。実家暮らしのメリットは大きいですね。

 

ボーナスは人事評価で多少の増減はあるでしょうが、月額千円や2千円であっても、基本的に毎年少しずつでも昇給できるはずだし、計算には入れていませんが別途残業代もあります。突発的な臨時費用にも、ある程度の額であれば対応できるでしょう。

 

ですので、継続的に月7万円を投資することは可能だろうと、イチローさんは考えました。

 

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イチローさん、高配当株投資をスタートする

イチローさんは、証券口座と新NISA口座を大学在籍時に開設済み

社会人としてのスタートと同時に、投資もスタートします。

 

[投資の想定条件、入社5年目27歳まで]

①投資額:毎月7万円  ※得られる配当金は全額再投資する。

②投資対象:配当利回り4%の累進配当ブラザーズ

③増配率=株価上昇率=5%

新NISAを利用して非課税で投資する。

(生涯投資枠を使い切った後は、特定口座で投資する予定)

 

⇒配当利回り=配当金÷株価 ですので、その時点の株価次第で配当利回りは上下します。

上記②では、累進配当ブラザーズ9社のうち、購入の時点で配当利回り4%以上の企業に投資します。

 

⇒上記③の増配率=株価上昇率が成り立つ理由は、下記ご参照。

高配当株の「増配率」が持っている意味と重要性
増配率とは、企業の配当金が1年前の配当金からどれくらい増減しているかを率(%)で示したもので、以下の式で計算します。増配率=配当金÷前年の配当金高配当株投資と増配率との関係は重要ですし、いろいろな意味があります。今回は、増配率が持っている意...

 

⇒上記③の増配率5%の想定は、下記の直近3年の平均増配率の通り、十分に可能性がある数字です。

累進配当ブラザーズの増配率

 

上記①~④の想定条件で試算した結果が下表です。

※簡易化のため、下表では1社投資の前提で株数・株価を設定し試算しています。なお、比率を使った掛け算ですので、複数企業への投資の場合でも、ポートフォリオ全体の平均で上記前提条件を満たすのであれば、試算結果は同じになります。

配当金・高配当株投資の試算

 

⇒高配当株投資を5年間継続した結果、イチローさんは27歳で、約5百万円の資産(株式時価)と年間配当金約20万円(=月額約1万7千円)を手に入れました

 

配当金20万円は、イチローさんの手取り給料1か月分以上の額なので、1年間の給料が12か月分から13か月分に増えたようなものです。

しかも、この配当金20万円は、1年だけではなく、今後半永久的にずーーーっと毎年毎年、イチローさんが昼寝をしていても入金されます

 

イチローさんは、「配当金のパワーってスゴいな! しかも不労所得だし。」と、改めて実感しました。

 

「その3」へ続く。Coming Soon!

 

ゆるやかに配当生活中のショウでした!

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