「バビロン大富豪の教え(漫画版)」
著者:ジョージ・S・クレイソン
漫画:坂野旭
企画・脚本:大橋弘祐
を読みました。
※本記事はPR広告を含みます。
この本は、もともと1926年にアメリカで出版されたもので、それを日本の読者向けに翻訳・漫画化したものです。
つまり、約100年前に書かれた本なのですが、今でも世界中で読まれているベストセラーです。
なぜなんだろう? なぜ100年も読み継がれているんだろう?
それが、最初にこの本に私が興味を持ったきっかけでした。
その理由は、読んでみて分かりましたが、いつの時代でも通用する、お金に関する「普遍的な知恵」について、この本で身に付けることができるからです。
決して、表面的なお金儲けのテクニックについての本ではありません。
けれども、お金に振り回される人生から解放されるための、時代を超えて通用する真理が書かれています。結局は、テクニックよりも、こちらの考え方の方がお金持ちになる近道だと思います。
―――――本書のあらすじ―――――――
紀元前の古代バビロニア。
貧乏な武器職人の息子バンシルは、どのようにすればお金持ちになれるのか、バビロンで一番の大富豪アルカドに聞きに行くことにした。
アルカドは、惜しげもなく、黄金に愛される七つ道具の知識について教えた。
“黄金に愛される七つ道具”
1.収入の10分の1を貯金せよ
2.欲望に優先順位をつけよ
3.貯えた金に働かせよ
4.危険や天敵から金を堅守せよ
5.より良きところに住め
6.今日から未来の生活に備えよ
7.自分こそを最大の資本にせよ
アルカドは、誰にでも等しく、これらの知識を授けたが、それに基づき、実際に行動した者だけが恩恵を受けることができる。
その後、バンシルは旅に出て、バビロンも戦乱の渦に巻き込まれ・・・
果たして、バンシルの運命は? お金持ちになることはできるのか!?
―――――あらすじ 終わり――――――
漫画なので、さくさく読めますが、心に響く箇所があちこちにあります。
特に、上記の七つ道具。これは、現代にも十分通じる考え方・方法です。これをできれば、お金持ちになれること、人生においてお金の問題で悩まなくなることは、ほぼほぼ間違いないと思います。
そして結局、最終的にお金持ちになれる者と、そうでない者とを分けるボーダーラインは、何なのか。
それは、行動したかしないかの差です!
それだけなんです。特別な才能は必要ありません。
せっかく七つ道具の知識を得たのに、そんなの無理だよとか、今はできないから来年からやろうとか、ああだこうだ文句や言い訳を付けて、行動しなかった者だったのか。
それとも、知識を得た時からすぐに最速で動き出した者だったのか、その行動力の差が、両者の将来にとてつもない貧富の差を生み出します。
実に面白くて、実用的な本でした。世界中で今でも読み継がれているのも納得です。
皆さんも良かったら、ぜひ読んでみてください!
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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