投資用元本を以下のように2つに分けて投資するという投資戦略について、書いてみたいと思います。
本来は、配当生活(配当金生活)を早く達成するためには、値上がり期待株に元本を100%投資して、大きく増やすのが一番早い方法です。
しかし、値上がり期待株には比較的高めのリスクが伴います。
値上がり期待株は、高成長の新興株が多くなりますから、必然的に株価も乱高下の幅が大きくなります。
一方、高配当株は、値動きは緩やかで比較的安全です。
高配当株の株価が値下がりすると、その分、配当利回りがアップします。すると、値下がりしたところで新たな買いが入るため、下値が限定されます。
よって、上記のように投資対象を2つに分けて、二刀流の投資を行うことで、リスクを下げつつ、元本の増加を狙っています。
なお、上記の6:4の比率は、各個人の状況に応じて変更します。
例えば、リスクが増えてもいいので大きな利益を狙いたい場合は、値上がり期待株の比率を上げて、8:2でもいいですし、リスクをより下げたい場合は、高配当株の比率を増やして、値上がり期待株:高配当株=4:6などにしてもOKです。
さらに、高配当株には早く買っておくとお得な理由があります!
高配当の会社は、株主還元の意識が高く、配当は毎年増配される傾向が高いです。
例えば、株価が1,000円で、配当が1株30円の会社があったとします。この会社を今買うと、配当利回りは30/1,000=3% です。
その後、この会社が10円増配して配当を1株40円にしたとすると、購入時の取得価格1,000円は変動しませんから、配当利回りは40/1,000=4%に跳ね上がります!
この効果は非常に大きいです。
元本1,000万円で配当利回り3%の場合、年間配当金は30万円。
これが増配で配当利回り4%にアップした場合、年間配当金は40万円。
そして、次の年にまた増配で配当利回り5%にアップした場合、年間配当金は50万円、ということになります。
この期間、投資活動としてはこの会社の株を保有し続けているだけで、自分は何もしていません。ですが、受取配当金はどんどん上がっていくわけです。
もともと高い配当利回りが、どんどんアップしていきます。
一方、株式投資には、減配や倒産といったリスクもあります。
ですので、上記のようなメリットを享受するためには、高配当株のうち、配当利回りが高いだけではなく、増配傾向を続けていて、極力減配を避けている、倒産は考えにくい、という特徴を持つ会社を厳選して投資する必要があります。
次回以降、このような魅力のある高配当株の銘柄について、具体的に書いていきたいと思います。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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