「がん検診は、線虫のしごと」~線虫が世界を変える。N-NOSEがん検査は投資家にも恩恵!?~

線虫による画期的・革新的な、がん検査方法「N-NOSE」

 

・線虫が、がん細胞の匂いに反応する性質を利用

・尿1滴で検査OK(検査の苦痛がない)

・がん検知率が約90%という精度の高さ

・検査費用が安価(1万円弱)

 

など、これまでのがん検査とは異なる、素晴らしい検査方法です。

しかも、遠い未来の話ではなく、2020年1月からの実用化を予定しています。

出所:HIROTSUバイオサイエンスHP

 

このN-NOSEを研究開発した、広津崇亮氏の著書「がん検診は、線虫のしごと」を読みました。専門知識がなくても、サクサクと読めるように書かれています。

がん検診は、線虫のしごと~精度は9割「生物診断」が命を救う~ (光文社新書) | 広津 崇亮 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon
Amazonで広津 崇亮のがん検診は、線虫のしごと~精度は9割「生物診断」が命を救う~ (光文社新書)。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。

 

この本は一般的な投資本とは違いますが、著者の広津博士が創業し代表取締役社長を務める、株式会社HIROTSUバイオサイエンスと、みらかホールディングスが資本業務提携を行っています。

【2019年版】4544みらかホールディングス(高配当株)~配当利回り5%超・線虫がん検査N-NOSE関連にも期待!~
4544みらかホールディングスは、高配当株の一つであり、私も現在保有しています。 マイルールの「高配当株、4つの買いの基準」に照らして、みらかホールディングスを検討します。 基準1.配当利回りが3%以上(税引前) みらかホール...

 

ざっくり言うと、N-NOSEによるがん検査が世の中に普及すればするほど、検査業務に関わる、みらかホールディングスの業績が拡大していくことが、期待されます。

 

そこで、投資家としても、将来自分や家族がN-NOSE検査を受けるかもしれない立場としても、詳しく知りたいと思い、この本を読んでみました。

 

以下、この本からの引用です。

――――――――――――――――――――――

・線虫は体長わずか1ミリ。目がないかわりに、鋭敏な嗅覚(犬の1.5倍)を持つこの線虫が、がん患者の尿には近寄っていき、健常者の尿からは遠ざかる。

 

尿1滴で、ほぼ全身のがんのリスクがわかる

 

早期がんを、9割近い確率で検知

(ステージ0~1の早期がんでも検知可能)

 

・糖尿病でも、妊娠していても、ペースメーカーが入っていても受けられる

(必要なのは、尿1滴だけなので)

 

低額で受けられて費用を節約できる

 

手術の成否も、再発・転移の可能性も、すぐわかる

(手術の後に、尿でN-NOSE検査をすれば、がん細胞を手術で完全に除去できたかどうかがわかる)

 

・なぜ、線虫だったのか。どのように「N-NOSE」は実現されたのか。

 

・研究から起業へ-N-NOSE実用化のステップ-

 

・N-NOSEが世界を変える

 

・大きな可能性を秘めた生物診断の世界

―――――引用終わり―――――――――――

 

この本を読み終わって思ったのは、線虫によるがん検査方法N-NOSEは、本当に画期的で、文字通りに「世界を変える」技術だということです。

 

実用化と普及が順調に進めば、世界中で多くの人の生命を救ってくれる検査です。その際は、ノーベル賞も当然のように授与されると思います。

 

そして、投資家目線で見れば、中高年のいわゆる“がん年齢”の人たちは、日本国内だけでも約6千万人いるそうですので、今後、N-NOSE検査への莫大な需要が生じると想定されます。

 

HIROTSUバイオサイエンスの発表資料によれば、そのN-NOSE検査の普及に必要な、医療機関との連携・解析センターの役割を、みらかホールディングスが担当しますので、業績拡大が期待されます。

今後も、みらかホールディングスを買い増ししていきたいと考えています。

 

この本は、読み物としても面白く、研究者というのは、どのようなことをしているのか、どんな経歴・ルートで研究者になれるのかなども分かります。良かったら、一度読んでみてください。

 

今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!

ショウのTwitterアカウント

がん検診は、線虫のしごと~精度は9割「生物診断」が命を救う~ (光文社新書) | 広津 崇亮 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon
Amazonで広津 崇亮のがん検診は、線虫のしごと~精度は9割「生物診断」が命を救う~ (光文社新書)。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。
【2019年版】4544みらかホールディングス(高配当株)~配当利回り5%超・線虫がん検査N-NOSE関連にも期待!~
4544みらかホールディングスは、高配当株の一つであり、私も現在保有しています。 マイルールの「高配当株、4つの買いの基準」に照らして、みらかホールディングスを検討します。 基準1.配当利回りが3%以上(税引前) みらかホール...
高配当株10社の配当利回りの水準を考える~今の水準は割安?~
高配当株の配当利回りには、いろいろな幅があります。 配当利回りが2%程度のものもあれば、6%を超えるものもあるなど、さまざまです。 今回は、優良な高配当株10社について、現在の配当利回りの水準が、過去10年の水準と比較して割安な...
記事が参考になりましたら、↓↓↓応援クリック↓↓↓して頂けたら嬉しいです!
記事が参考になりましたら、↓↓↓応援クリック↓↓↓して頂けたら嬉しいです!
投資本レビュー
ショウをフォローする
Road to 配当生活

コメント