新年が明けて、2019年のNISA(少額投資非課税制度)枠が使えるようになりました。
(実際は2018年12月26日から2019年枠は使えますが)
そこで、株式売買益についても配当金についても非課税のNISA枠を使用して買える、高配当株のパッケージ(高配当株の福袋!?)を検討してみました。
NISA枠120万円での高配当株のパッケージ
NISA枠120万円で、本日現在の株価で考えます。
株式売買手数料はゼロとして計算します。なお、キャンペーンでNISA手数料は無料になっている証券会社も結構多いです。
高配当株もいろいろありますが、NISA枠が限定されていますので、やはりここは、減配の可能性が低い「累進配当ブラザーズ」を中心に選ぶのが良いと思います。

≪累進配当ブラザーズの株価と最低購入金額≫
1.レギュラー
三井住友フィナンシャルグループ:3,819円×100株=381,900円
三菱商事:3,088円×100株=308,800円
2.スーパーサブ
キヤノン:3,026円×100株=302,600円
ドコモ:2,570.5円×100株=257,050円
JT:2,654円×100株=265,400円
⇒累進配当ブラザーズ全ての株式を100株ずつ買うと約152万円なので、NISA枠120万円を超えてしまいます。そのため、泣く泣くキヤノンを削ります。
すると、下記内訳のように合計約121万4千円となり、NISA枠とほぼ同じ金額になります。
三井住友FG100株:381,900円、配当利回り4.4%、受取り配当金17,000円/年
三菱商事100株:308,800円、配当利回り4.0%、受取り配当金12,500円/年
ドコモ100株:257,050円、配当利回り4.2%、受取り配当金11,000円/年
JT100株:265,400円、配当利回り5.6%、受取り配当金15,000円/年
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合計:約121万4千円
本日の株価より少し安い金額で指値を入れるか、または上記のうち1社を、高配当株で株価が低めの三菱ケミカルホールディングス(株価859円×300株=257,700円、配当利回り4.6%)に入れ替えることで、NISA枠120万円以内に収めることができます。
NISAでの非課税メリット
上記の例ですと、
NISA枠での年間受取り配当金合計:約5万4千円
NISA枠での全体の配当利回り:約4.5%
本来なら、配当金合計約5万円×約20%=約10,000円の税金が取られますが、NISAでは、非課税となるため、この約10,000円が非課税メリットになります。
NISAの対象期間の5年間で計算すると、約10,000円×5年=5万円の非課税メリットとなります。
5万円あれば、豪華な食事や、ちょっとした旅行にも行けそうですね。
あくまで非課税メリットの部分が5年間で5万円ですので、実際の配当金合計は5年間で25万円となります(上記例の年間配当金約5万円×5年)
しかも、5年の間に増配があれば、さらに非課税メリットは上がります。
また、増配されると株価はアップしますから、その後の株式売却で得られるキャピタルゲインについても非課税になります。良いことがいっぱいです。
もちろん、株価が下がるリスクはありますが、累進配当ブラザーズであれば、他の株式と比べて相対的に、増配の可能性が高いので、リスクが抑えられると考えています。
2019年のNISA枠を上手に活用して、受取り配当金のアップを目指しましょう!
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!


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