10月は、ハマスがイスラエルを攻撃し同国が反撃、周辺のアラブ諸国やイランの動向も絡み、中東情勢が一気に緊迫化しました。ウクライナ紛争も続く中、世界経済への影響が懸念されます。
2023年10月末時点で、私の配当資産の状況は以下のようになりました。
配当資産の状況 2023年10月末時点
[時価ベース] ( )は構成比
値上がり期待株:1,400万円(14.9%)
高配当株 :8,000万円(85.1%)
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合 計 :9,400万円(100%)[前月末比マイナス200万円]
≪参考≫2023年10月末 日経平均株価:30,858円(前月末比マイナス999円)
●現時点の予想配当金合計(税引後の手取り)は年間245万円
=1か月当たり204,000円(前月末比プラス1千円)
※税引前の配当金は年間306万円
「配当生活(※)」という目標を実現するため、毎日の投資活動によって、自分が受け取る配当金を少しずつ積み上げて増やしていくことを心掛けています。
※配当生活=株式からの配当金で生活できる、経済的に自由な状態。
投資を始めた当初は、受取り配当金は少ないのですが、高配当株への投資を毎月コツコツと継続していくと、配当金が1か月当たり10万円を超えるまでに大きくなってきます。
小さな雪玉を転がして、だんだん大きな雪ダルマをつくっていくイメージです。
配当金が1か月10万円以上にまで成長すると、毎日の生活の中でも、配当金のありがたみを非常に実感するようになります。
自分の給料とは別に、配当金が月額10万円以上入ってくる状況を、少し想像してみて下さい。
その状況は、とてもありがたいですし、助かります。
物質的にも精神的にも、生活の自由度・余裕度が、格段にアップします。
配当金は、一度きりの自分の人生で自分のやりたいことをする、その経済的な手助けになってくれます。
そして、その配当金のありがたみを実感すると、今よりもっと配当金を積み上げたいという意欲が自然に出てきて、次の投資活動への強いモチベーションになる、という好循環のサイクルができあがります。
●2023年10月末現在、取得価格ベースでの計算で、税引後の取得配当利回りは5.6%(税引前の通常の取得配当利回りでは7.0%)
⇒私が高配当株へ投資する大きな理由は、保有している高配当株が増配を行うと、取得価格ベースでの「取得配当利回りと配当金がどんどんアップしていくから」です。
※取得配当利回り(取得価格ベースでの配当利回り)=1株当たり配当金÷購入時の株価
※上記式の分母は固定値で変わりませんから、分子の配当金が増配で増えると、取得配当利回りはアップしていきます。
例えば、1株当たり配当金が40円、株価が1,000円のA社株式を買ったとすると、配当利回りは4%(=40円÷1,000円)です。
このA社が1年後に増配して配当金が50円になったとすると、自分の取得配当利回りは5%(=50円÷1,000円)にアップします。
自分は何もしていないのに、増配によって、当初の投資額1,000円に対するリターン(取得配当利回り)が4%から5%にアップしたわけです。
これこそが、高配当株の非常に大きなメリットであり、皆さんにぜひ知って頂きたい点、そして、実際に皆さんに経験して実感頂きたい点でもあります。
高配当株を持っているだけで、購入時は配当利回り4%だったとしても、その後の増配によって、取得配当利回りが5%、6%、7%、それ以上に上がっていく。
この素晴らしい特長があるため、高配当株の増配傾向が継続していくと、保有中の高配当株について、将来的に自分の取得配当利回りが二桁10%以上になることも、全く夢ではありません。むしろ普通にあり得ます。
そして、取得配当利回りがアップするということは、たとえ投資するお金が少なかったとしても、より大きな配当金額を受け取れることを意味します。
例えば、年間の配当金120万円(=月10万円)を受け取りたい場合、
・配当利回りが3%なら ⇒ 4,000万円の投資元本が必要(4,000万円×3%=120万円)
・配当利回りが10%なら ⇒ 1,200万円の投資元本でOK!(1,200万円×10%=120万円)
上記のように、配当利回りが10%であれば、配当利回り3%の時と比べて、投資元本が2,800万円も少なくて済みます!
これが、高配当株の大きな大きなメリットです。
「人生を変える力を持っている」、と言っても決して過言ではありません。
自分は何もしていなくても、働かなくても、旅行中でも、たとえ昼寝をしていたとしても、優良な高配当株を保有しているだけで、増配によって、受取り配当金と取得配当利回りが少しずつアップしていく。
これは、お金に働いてもらう、お金でお金を稼ぐことを意味しています。お金持ちが更にお金持ちになっていく理由でもあります。
まさに、高配当株からの配当金は、完全な理想的な「不労所得」です。
そして、半ば自動的に少しずつ増えていく配当金によって、少しずつ毎日の生活が豊かになっていく。
こういった配当金の体験をすると、高配当株が大好きになりますし、投資へのモチベーションも非常に上がります。
一度体験すると、もう高配当株投資は止められません!
この増配による効果を長期間にわたって受けるために、できるだけ早めに、できるだけ多めに、高配当株を買って長期的に保有していく方針で投資を続けています。
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今月の振り返りと今後の方針
今月10月は、中東情勢の緊迫化、それに伴う原油価格の上昇、米国経済・金利動向の見極め、日銀の金融政策に関する先行き懸念などが絡み合い、株式市場は激しく乱高下しつつ、下落しました。上下の変動幅が大きく、ボラティリティが高い月でした。
このような不安定な状況の中、今月は、三井住友FGと東京海上HDの買い増しを行いました。
両社とも、配当利回りが3.5%超で、減配しない累進配当ブラザーズの安心感・信頼感があること、日銀の金融緩和政策が修正の方向に徐々に進みつつある中で、大きな恩恵を受けることから追加投資しました。
今後、株式市場は現在の下落トレンドを底抜けして、暴落するかもしれません。
けれども、暴落は非常に安い株価で買えるチャンスでもありますから、暴落の際には、勇気をもって買い向かうことを心に留めて行動したいと考えています。
なにしろ、「高配当株投資は、減配さえ避ければ負けることはない」のですから。
来月11月は、企業の中間決算発表が本格化します。
累進配当ブラザーズ各社も、続々と決算発表を迎えます。果たして、増配や業績上方修正などはあるのか、非常に楽しみです!
今後も、株式市場の動向を注視しながら、長期的な観点で投資して、受取り配当金をコツコツと積み上げていきます。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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