9437NTTドコモは、高配当株の一つで、私も現在保有しています。
本ブログの記事に掲載した、高配当株買いの4つの基準に照らして、ドコモを検討します。
基準1.配当利回りが3%以上(税引前)
ドコモの予想配当利回りは約3.7%であり、基準1はクリアです。
基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)
ドコモの配当金の推移
2015年3月期:65円
2016年3月期:70円(前年比8%増)
2017年3月期:80円(前年比14%増)
2018年3月期:100円(前年比25%増)
2019年3月期予想:110円(前年比10%増)
ドコモは毎年増配しており、増配傾向が続いていることから、基準2もクリアです。
さらに、ドコモの配当推移で特筆すべき点として、なんと「20年以上、減配していない!」(前年配当を維持または増配を20年以上継続)という点が挙げられます。
ドコモ経営陣の株主還元・配当への意識は非常に高く、ドコモの増配傾向は続くと推定されます。
基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること
ドコモは、売上高4兆円以上、時価総額10兆円以上、日経平均225銘柄の一つの超大企業であり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。
基準4.業績が好調または堅調であること
ドコモは、ご存じの通り、携帯電話事業の国内最大手です。
シェアは4割を超えており、非通信事業(dカード・dポイント等の金融や決済事業)も積極的に拡大しています。
携帯電話事業は、典型的なストックビジネスですから、ドコモは安定した収益構造を有していて、現金がどんどん入ってくる、キャッシュリッチな事業です。
業績の数字は、年々拡大を続けていて好調を維持しています。
直近で「スマホ料金の毎月の支払を半額にすることは可能であると思う」との菅官房長官の発言があり、ドコモの業績への悪影響が懸念されましたが、配当を維持できなくなるほど大きく悪化することはないと考えています。
結 論
以上を総合的に考慮し、高配当株としてドコモは買いと判断しています。
特に、3.7%以上の高い配当利回りと20年以上減配していない点が非常に魅力的です。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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