※本記事は、2020年版に更新しました。下記ご参照ください。
8593三菱UFJリースは、高配当株の一つであり、私も現在保有しています。
本ブログに書きました、高配当株買いの4つの基準に照らして、三菱UFJリースを検討します。
基準1.配当利回りが3%以上(税引前)
三菱UFJリースの予想配当利回りは約3.6%であり、基準1はクリアです。
基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)
三菱UFJリースの配当金の推移
2016年3月期:12.3円(前年比29%増)
2017年3月期:13円(前年比5%増)
2018年3月期:18円(前年比38%増)
2019年3月期:23.5円(前年比30%増)
2020年3月期予想:25円(前年比6%増)
三菱UFJリースは、毎年増配を継続していることから、基準2もクリアです。配当金の前年比増額の比率も、立派な数字になっています。
三菱UFJリースは、20年連続増配!という素晴らしい実績で、2020年3月期も増配予定です。
20年連続増配ということは、累進配当を20年以上続けているという意味にもなりますので、株主を重視する優良企業であると言えます。
※累進配当とは、減配せずに、少なくとも前年と同額の配当または増配を行う、素晴らしい配当方針のことです。
あのリーマンショックの時も、増配を継続してきました。経営陣の株主還元・配当への意識は非常に高いです。三菱UFJリースの増配傾向は続くと考えられます。
なお、三菱UFJリースの株価は、680円程度、単元株は100株であるため、7万円弱(680円×100株)という比較的少額で単元株を購入することが可能です。
基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること
三菱UFJリースは、売上高8千億円以上、時価総額6千億円以上の大企業であり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。
また、三菱グループ各社(三菱UFJフィナンシャルグループ、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱商事など)が、三菱UFJリースの大株主になっていますので、資本関係は非常に安定しています。
基準4.業績が好調または堅調であること
三菱UFJリースは、その名の通り、リース事業の業界首位級で、国内・海外に幅広く展開中です。
リースの対象は、事務機器・IT機器・工作機械・自動車・住宅設備・不動産・医療機器・太陽光・風力発電・航空機・船舶・コンテナ・鉄道車両・インフラなど、多岐にわたり、顧客に必要なファイナンスを提供しています。
海外進出にも積極的で、北米・欧州・アジアの合計26拠点にて、事業を行っています。
再生医療や、ZMPとの自動運転事業での提携など、新規事業分野への進出も拡大中です。
業績の数字には、年により多少のアップダウンはありますが、おおむね業績は堅調に推移しており、配当を維持できなくなるほど、大きく悪化することはないと考えています。
結 論
以上を総合的に考慮し、高配当株として、三菱UFJリースは買いと判断しています。
特に、20年連続増配に表れている経営陣の株主還元への意識の高さが、魅力的です。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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