7201日産自動車は、高配当株の一つで、私も現在保有しています。
※その後、2019年5月14日に、日産自動車は減配を発表したので、同社の株式については、売却する方針に変更しました。
本ブログの記事に掲載した、高配当株買いの4つの基準に照らして、日産自動車を検討します。
基準1.配当利回りが3%以上(税引前)
日産自動車の予想配当利回りは約5.5%です。非常に高い配当利回りであり、余裕で基準1はクリアです。
税引後の配当利回りも4.4%(=5.5×80%)であり、私の理想とする税引後で4%を上回っています。
基準2.直近5年以上、増配傾向が続いていること(最低でも前年の配当金額を維持していること)
日産自動車の配当金の推移
2015年3月期:33円
2016年3月期:42円(前年比27%増)
2017年3月期:48円(前年比14%増)
2018年3月期:53円(前年比10%増)
2019年3月期予想:57円(前年比8%増)
日産自動車は毎年増配しており、増配傾向が続いていることから、基準2もクリアです。
さらに、特殊事情として、フランスのルノーが日産自動車の親会社であるという点が挙げられます。
最大の株主であるルノーに資金を還流させるためにも、日産自動車からの配当が必要です。
カルロス・ゴーン率いる日産自動車経営陣の株主還元・配当への意識は非常に高く、日産自動車の増配傾向は続くと推定されます。
基準3.倒産リスクがほぼ無いと考えられること
日産自動車は、売上高12兆円以上、時価総額4兆円以上、日経平均225銘柄の一つの超大企業であり、倒産リスクは限りなく低いと想定されます。
基準4.業績が好調または堅調であること
日産自動車は、ご存じの通り、自動車の製造・販売事業を行っており、北米や中国など世界各国に展開しています。
今後、電気自動車(EV)の普及拡大による需要も見込めます。
業績の数字は、ここ数年はジリジリと下げていますが、2019年度から回復が予想されています。
おおむね業績はまだ堅調と言ってもよいかと思います。業績が配当を維持できなくなるほど大きく悪化することはないと想定されます。
結 論
以上を総合的に考慮し、高配当株として日産自動車は買いと判断しています。
特に、5%以上の高い配当利回りと経営陣の増配・株主還元への姿勢が魅力的です。
今日も配当生活への道を一歩ずつ進む、ショウでした!
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